2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

mes oncles

HAS/YMO [DVD]出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング発売日: 2008/03/12メディア: DVD購入: 2人 クリック: 110回この商品を含むブログ (41件) を見る2007年5月に横浜で開催された、YMOの事実上の再々結成コンサートを完全収録したDVD。演奏そのもの…

本日のamazon.co.jp

働かない―「怠けもの」と呼ばれた人たち作者: トムルッツ,Tom Lutz,小澤英実,篠儀直子出版社/メーカー: 青土社発売日: 2006/12/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 90回この商品を含むブログ (37件) を見るいまさらながらにして注文。「まだ読んでいなか…

J'aime bk1 parce qu'il a beaucoup de moyens pour payer.

またもやbk1で漫画を買い、昨日になって届く。これは依存症である。注文したのが3g月16日の10:55で、到着したのが当日17:30。感想はきちんと読んでから書く。さらい屋五葉 第1集 (IKKI COMICS)作者: オノ・ナツメ出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/07/…

「映画」を観た

「いくら『いま、日本映画が熱い』といっても、実際にヒットしているのはテレビドラマの水増しとアニメばっかりじゃん」とお嘆きのかたは、若松孝二『実録・連合赤軍』をいますぐ観に行かなければならない。「そんなことを言われても、地元の映画館では上映…

獨墺至上主義の恐怖

「やる夫で学ぶ音楽史」を肴にしてTwitterで議論(というほどでもないが)していたらいろいろな疑問点が出てきたので、箇条書きする。 新ウィーン楽派の扱いが軽すぎる 『月に憑かれたピエロ』はそんなに聴きづらいか 総じてフランスの作曲家に冷たい サティ…

マオイスト・モロボシ

ウルトラセブンのコスチュームは真っ赤なのは、モロボシ・ダンがマオ主義者だという裏設定があるからだ、というどうでもいい冗談を思い付いた。こういうのはTwitter向きかもしれないが、何となく気に入っているので、よりアクセス数の多いこちらで公開する。

R.I.P.

今日の朝日新聞をめくったら、高橋安光先生の死亡記事が載っていた。いつも無礼なオレだが、じかに謦咳に接したひとにはさすがに「先生」を付ける。享年83歳。国立大学を定年退職してから私立大学に再就職するというよくあるパターンで、オレはこのひとの講…

「コンヴァト」

昨日の夜から久しぶりに喘息の発作を起こす。練馬駅北口の呼吸器科に行って気管支拡張剤をもらう。帰りに昼食を食べつつ以下を読了。のだめカンタービレ(20) (KC KISS)作者: 二ノ宮知子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/03/13メディア: コミック購入: 6…

きゃらくてーる☆しのわ

最近、Twitterで英語やフランス語を書き込むのがちょっとブームになっているのだが(ただし日本人同士で。本当は外国人の友達を増やそうという目論見があったのだが、完全に逸脱している)、140字という制限があると、フランス語ではあまり内容のあることを…

確定申告にはいつまで経っても慣れない

明けがたから雨。東京に戻ってから、いちばんの悪天候。週明けまで引き伸ばそうとしていた確定申告を今日中に済ませようといきなり決意し、まずは税務署に電話する。住民票が練馬区小竹町、同区旭丘にあった時期は練馬東税務署で納税していたが、同区豊玉北…

セルフノーコントロール

さっき「花粉症じゃない」とTwitterに書き込んだら、あるひとから「え、鈴木さんって花粉症じゃないんですか」と驚かれてしまった。ウェブ上に発表しているテクストの雰囲気からして、いかにも花粉症患者らしい印象を受けるらしい。オレはアトピー性皮膚炎と…

Yoshiki discute sur YOSHIKI(ヨシキ、YOSHIKIを論じる)

音楽誌が書かないJポップ批評 52 X Japanの全軌跡 (別冊宝島 1520)出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2008/03メディア: ムック購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (9件) を見る店頭に並ぶのは来週前半になりますが、『音楽誌が書かないJポップ批評…

文学部崩壊

野暮用があって法政大学の市ヶ谷キャンパスへ。大学院浪人しているときか修士1年のときにジョン・ゾーンのコブラ(このときのコンダクターはゾーン本人ではなく、巻上公一か大友良英だったはず)を聴きに学生会館に行って以来だから、ほぼ14年ぶりか。キャン…

ヨースケ・ヤマシタのマルス8日

山下洋輔が炎上するピアノを演奏したというニュースは、はてなブックマークでも賛否両論を喚起している。山下洋輔が何者であるかさえ知らないひとの感情的な反撥は論外として、彼の今回の行為についてちょっとだけ真面目に考えてみたい。 かつて柴田南雄はグ…

練馬区はアニメと漫画の街

約2年ぶりに練馬駅周辺に越して驚いたのは、商店街に有名なアニメや漫画の旗が飾られていること。どうやら区政60周年を記念して、「アニメと漫画の街」として町興しを図っているらしい。本家本元の大泉学園駅(東映アニメーションの本社がある)近辺は、どう…

コンビニ依存の日々

インターネット経由で和書を買うならamazon.co.jpかbk1と決めていたのだが、最近になってから楽天やセブンアンドワイのほうが、新刊を確実に入手できるのを知った。セブンアンドワイは既存の流通網をそのまま使える点に強みがあるのだろう。またセブンイ…

「もとが良くないからこそ!!/着飾るんだろうが!!」

となりの801ちゃん 2 (Next comics)作者: 小島アジコ出版社/メーカー: 宙出版発売日: 2007/08/01メディア: コミック購入: 5人 クリック: 50回この商品を含むブログ (196件) を見る読了。ファッションに無頓着なチベくん(主人公)を恋人の801ちゃんが「もと…

Amis de la science et de la volupté

実家で療養しているあいだは友人宅に預けていた愛猫の春野を、1年3ヶ月ぶりにようやく引き取る。こいつと生活するために東京に戻ってきたようなものであるが、不思議と「感激の対面!」という気持ちにはならず。あるべきところにあるべきものが収まっただけ…

「横浜へドンキホーテを買いに行こう」

夜半に知人に会い、しばらく預けていたものを受け取る(諸事情あってこの約束も反故となり、明日になる)以外、今日はこれといった用件もなく、京王バスで中野に出掛ける。何も買わずに帰るのは虚しく、かといって高いものを買う余裕もなく、明屋書店で文庫…

漫画日和

日曜の8:00という、オレにしては異例の早起き。狙い済ましたかのようにbk1から漫画が届く。3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2008/02/22メディア: コミック購入: 16人 クリック: 1,016回この…

37歳にしてコーネリアスの新譜を聴く

Sensuousアーティスト: Cornelius,小山田圭吾,Eirik Boe出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2006/10/25メディア: CD購入: 1人 クリック: 85回この商品を含むブログ (524件) を見るiTunes Storeで購入。『FANTASMA』(ASIN:B000006V2N)…

37歳にして漱石をまともに読む

こゝろ (角川文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/05/10メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 60回この商品を含むブログ (104件) を見る「じつはきちんと読んだことがない日本近代文学の名作」を積極的に吸収するのが今年の目標なのだが…

高度に発達したサブカル男子はただのオタクと見分けが付かない

東京ガールズブラボー 上巻 ワンダーランドコミックス作者: 岡崎京子出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2003/02メディア: コミック クリック: 16回この商品を含むブログ (28件) を見る東京ガールズブラボー 下巻 ワンダーランドコミックス作者: 岡崎京子出版社…

フランス的大阪人?

殊能将之の個人サイトより引用する。 旅行中、大阪にいるんだなあ、と最も感じたのは交差点に警備員が立ってたことだね。 通行人の前に立ちはだかり、「赤信号になりましたから横断しないでください」「もうすぐ青に変わります。しばらくお待ちください」と…

Les intelligences misogynes

sociologbook |2003/03| 男はみんな死ねばいい? http://sociologbook.net/log/200803.html#eid221 sociologbook |2008/03| 負の当事者性 http://sociologbook.net/log/200803.html#eid222 上のふたつの文章を読み、かつタイミング良くというか悪くというか…

ニコニコ平家物語 avec Stravinsky

はてなダイアリー内でニコニコ動画の再生が可能になったので、ためしにリンクする。 つきさっき別の動画を検索していてたまたま見付けたのだが、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」と「平家物語」のミクスチャー。これは笑える。が、「平家物語」はともかく…

ケータイ小説こそ小説の王道?

『ケータイ小説がウケる理由』、一気に読了。いわゆる「ケータイ小説」をまったく読んだことがなく、携帯電話を使ったビジネスを展開するつもりのないオレでも、面白く読めた。 なお著者は作者が読者に向けて一方的に作品を送り届けるのではなく、作者が読者…

本日の献本

ケータイ小説がウケる理由 (マイコミ新書)作者: 吉田悟美一出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2008/02/20メディア: 新書購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (21件) を見る毎日コミュニケーションズのTさんよりいただく。ありがと…

「雀、雀、雀こ、欲うし」

文学的商品学 (文春文庫)作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/02/08メディア: 文庫 クリック: 18回この商品を含むブログ (42件) を見るいつもながらの軽妙な文体に乗せられて、19:00から22:30までかけて一気に読み終える。文学(ほとんど…

池袋はどこにある?

昨日は佐々木敦、柳瀬博一、津田大介の各氏によるトークイベント「Lifeパーソナリティが語る池袋とセゾン文化」のために、池袋リブロ本店に出掛ける。討論内容は近いうちにポッドキャストで配信されるので、ここでは書かない。ただ話を聞いていて思ったのは…