2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「『批判』批判」批判

代案なき批判は批判ではないという批判が有効に機能したためしがないのは代案なき批判は批判ではないと批判するひとにかぎって単なる批判に取って代わる有効な営為は何かを明示できたためしがなく理屈っぽい人間を黙らせるための「脅し文句」として代案なき…

志気を高める

別のブログ本を書いた直後ということもあり、いまひとつモラールが高まらず、ずるずると遅らせていたブログ関係のムックがあるのだが、今日でようやく大きな山を越えた。あとは一気呵成に書き進めよう。この仕事*1と、あともうひとつの仕事が終わったら、7月…

素晴らしいリンクの私

「自分を褒めているサイトには、積極的にリンクするという」という素晴らしいリンクポリシーの持ち主であるオレは、yomoyomoさんのレビューには喜び勇んでリンクするのであった。 何にしても「不良少年とキリスト」の「支離滅裂であるがゆえの誠実さ」には何…

褒められて舞い上がって志気高め

どうでもいいが

世の中には批判や批評への耐性がないひとが、本当に多いのだと実感させられる出来事を目の当たりにする。私企業の代表取締役社長兼最高経営責任者がウェブで公開している「作品」に対して、文句をつけることの何がおかしいのか。(ここで意表をつく反論)言…

意表をつこうぜ

飲食産業という、ふだんはあまり接点のない業界のかたと呑む機会がある(いや、毎日のように外食していることを考えれば、接点はありまくりなのだが)。 居酒屋でマナーの悪い客を注意するとき、どうすればいいのかが話題になる。そのかたによれば、「できる…

好男子 意表をついて黙らせる

ラブソングと「キモさ」

と言いつつ、「恋愛などの身近な日常を描いた歌手には共感できるけど、政治や社会を歌っている歌手は『キモい』と思う」という意見にも、オレは納得しがたいものを感じる。矢野顕子を唯一の例外として、ラブソングを聴いて歌詞の内容に共感できたためしがま…

ジャーナリズム

ふだんはあまりアクセスしないタイプのサイトを見て回って、「ブログだからといって、無理をして『ジャーナリスト』を気取る必要はどこにもないよな」と感じる。オレは『はてなではじめるブログ生活』で、「自分が本当に関心を持っている話題について、自然…

キモいのはジャーナリストのラブソング

追記

ココログやlivedoor Blogは、ユーザー登録時に日記のコンセプトや日記が属するカテゴリを決めておかなければならない。こうした手順があるため、ユーザー側も「ちゃんとしたことを書こう」と身構えるのではないか。 それに対してはてなダイアリーでは、日記…

ちょっと悔しい

ブログ関係の記事を書いているので、あちこちのサービスに登録している。livedoor Blogは残念ながら使いやすい。例のメモライズ騒動などの影響もあり、この会社にはあまりいい印象がないのだが、使いやすいものは使いやすいと認めなければならないだろう。 …

管理人さん

企業サイトはともかく、個人サイトの作り手を「管理人」や「運営者」と呼ぶのは、あまり好きではない。普通に「作者」や「書き手」と呼べば、それで済む話ではないか。少なくともこの日記では、オレは何を「管理」しているわけでも、「運営」しているわけで…

業界のトップを走るライブドア(ホントに素晴らしい!)

萌えの構造

千駄木でホームパーティー。参加者のうち、男性が自分だけであることに喜んでみたり、参加者のうち、自分が最高齢であることに落ち込んでみたり。去年あたりから、「ふと気が付くと、自分が最高齢層の一部」という宴席が増えてきた。もっと40代、50代のおじ…

風通し

東亜日報と朝鮮日報の日本語版を眺める。記事を書いた記者の名前とメールアドレスが明記されているのに、驚いてみたり。まあ、日本の新聞の風通しが悪すぎるだけという気がするが。 ほかの国はどうなのだろうと思って、とりあえずル・モンドを覗く。こういう…

オレもまた『「萌え」の構造』期待され

AreaEditor

「はてなの本」制作日記で知ったAreaEditorというツールは、それにしても使いやすい。ますます一所懸命にサイトを更新して、ますます仕事が遅れそうだ。

オレのサイトはオレのもの

ブログ系のツールやサービスを使っているのに、コメント機能やトラックバック機能をオフにしているひとを、たまに見掛ける。日本人は個人のサイトをそのひとの「所有物」だとみなす傾向があるのは、よく指摘されていることだ。「オレのサイトはオレのもの」…

演じる

『げんしけん』の第4巻[amazon]を読む。生来のオタクなのか、オタクを演じているのか、オタクを演じさせられているのかが、本人にも作者にもよく判っていないのが、斑目というキャラクターの面白さだろうな。

未来予測

http://www.news-forecast.jp/vote/?day=010001101000010110 大岡昇平賞が最下位……。渡辺淳一賞よりも下だなんて……。井伏賞とか志賀賞とか、ありそうでないんだよね。 あと「その他」を選んだやつの半分くらいは、「綿矢りさ賞」と書いたに違いあるまい。

大岡賞渡辺賞に負けますか

オルグ

同じ友人から「選挙で本気で勝ちたかったら、積極的に周囲をオルグすべきだ。『清き一票』は、結局は組織票に負けてしまう。その意味では、公明党こそ議会制民主主義の本質を理解している」と言われる。 いまどきのリベラル派は組織的な行動への嫌悪感が強く…

ヒヒョー

旧い友人と「批評にも内藤陳は必要だ!」と意気投合する。「yskメおすすめの今月の批評は、断然『家の馬鹿息子』! これを読まずにフロベールを語れるか!」とか何とか。こうでもしないと、批評アレルギーの強いひとに、批評に興味を持たせるのは難しいので…

トラバ

同業者のかた、一方的にリスペクトしているかた、仕事でいつもお世話になっているかた、久しぶりにお会いするかたと新宿で呑む。 リンク用のURLとトラックバック用のURLが異なるのが、そもそもおかしいのではないかという話が印象に残る。トラックバック用の…

オルグしてトラックバックを理解せず

投票と外食

モーニング娘。の「ザ☆ピ〜ス!」には、「選挙の日って/ウチじゃなぜか/投票行って/外食するんだ」という一節がある。オレはこの曲をはじめて聴いたとき、「そんな家、あるわきゃねぇだろ。つんくの歌詞は相も変わらず意味不明だ」と思ったのだが、宿主に…

選挙の日一家揃ひて外食す

中原○也

「中原中也」と「中原昌也」を混同するのは、まだ許そう。しかし「ちゃんとしてるほうはどっちだっけ」という問いはいかがなものか。生活態度であれば、中原昌也のほうが「ちゃんとしてる」と思うぞ、オレは。

プロと自称

とあるユーザーのmixiのコメント欄が、「ネットには『自称評論家』や『自称ミュージシャン』が多すぎて鬱陶しい」という話題で盛り上がっている。オレも最初は「たしかに『自称』の連中は、レベルが低いわりには偉そうにしていて不愉快だ」と同意したのだが…