2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

創造と労働

「石神井なら電車ですぐに行けるから」ぐらいの安易な気持ちで、だれがつくるの? 日本のアニメ 11・30 アニメーションの現状を考える集いというイベントに参加する。要するに労働組合の決起集会であった。 と書くと揶揄しているようだが、[[東映動画]]労働…

アニメイト 命あたえて低賃金

pilot in phallus/false

/04 (初回盤)アーティスト: 坂本龍一,MC SNIPER,Peter Barakan出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2004/11/24メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (92件) を見る電子ピアノの音をライン録りしたのではないかと勘繰りたくな…

ドラッグとしての香辛料

練馬駅北口のタイ料理店に行く。この店、雰囲気がちょっと怪しげでこれまで敬遠していたのだが、ウェブ上での評判は悪くないのを知り、行く気になったのだ。たしかにうまい。しかしタイ料理は「本格派」になればなるほど、食べ終わったあとにぐったりとなる…

いつか来た道

南波杏というAV女優は、むかしアダルト寄りの編集プロダクションでアルバイトしていたときに知った。それ以来、「実際にビデオを借りることはないけど、公式サイトにはたまにアクセスする」くらいのライトなファンを続けているのだが、いつの間にかブログを…

香辛料 薬物のごとのめりこみ

オタクとポルノ

新宿で呑む。参加した6名中、4名が『げんしけん』愛読者であった。そうでなくても、最近はいろいろなひととこの漫画について語る機会が増えている。 前にも書いたことだけど、オタクと「エロ」が結び付けられるようなったのはいつからなのだろう。似た表現の…

今世紀オタクとポルノ結び付き

ハウル話

http://d.hatena.ne.jp/yskszk/comment?date=20041123#cを、まずは参照のこと。 まずは通りすがりさんですが、翌日の日記を読めば判るように、オレも「キャラクターの年齢がコロコロ変わって見えるのは演出」だと思っています。しかし「演出」とは言い切れな…

盛り上がらない懐メロ

今日は予告どおり、JASRACのシンポジウムについて書くつもりだったのだが、久しぶりにカラオケに行ったら、まったく別のことを書きたくなった。 あがた森魚「赤色エレジー」(1972年)、石原裕次郎「嵐を呼ぶ男」(1958年)、渡辺はま子「蘇州夜曲」(1940年…

懐メロをおどおど歌うビックエコー

ハウル

23日のコメント欄で、『ハウルの動く城』をめぐる興味深いコメントがあったが、これに関してもまた後日。

坂本くん

鈴木謙介さんと同行し、津田大介さんが参加したJASRACシンポジウム2004 音楽コンテンツ流通の現状と末来に参加する。詳しい感想は土日に書くが、丸山茂雄氏の「この業界ではむかしからコンピュータに詳しいのはミュージシャン本人でねえ。たとえば坂本くんの…

坂本くん そんなに偉くないんだよ

「悲しい予感」のほうが好き

月詠 エンディングテーマ「悲しい予感」/挿入歌「波のトリコになるように」アーティスト: marianne Amplifier feat.yuka/小川範子,小川範子,橋本由香利,サエキけんぞう出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント発売日: 2004/11/21メディア: CD購入: 2人 …

フジロックの開催地は新潟県

http://smash-jpn.com/heal/ 新潟県中越地方とフジロックは切っても切れない関係にあるわけで、何かしらのイベントをやるだろうとは思っていた。行くならZEEP東京か、横浜BLITZか。横浜BLITZに、気持ちが傾きつつあるのだが。

『孤冬黙示録』の舞台は新潟市

http://www.ne.jp/asahi/kanbe/musashi/ いま35歳前後の日本SFファンにとっては懐かしい存在、かんべむさしの公式サイトがついにスタート。このご時世にブログともアフィリエイトともCSSとも無縁の「個人サイト」を見ると、それだけで癒される。

ナルタンの波のトリコになるように

ハウルあれこれ

http://mezzanine.s60.xrea.com/journal/200411c.html#24_t2 http://homepage3.nifty.com/kazano/200411c.html#23_t2 http://www.tctv.ne.jp/members/tuckf/MoviesReview/howl.html などを読んで、付け足したくなったことをいくつか。 初期の宮崎作品では、…

思いつき

男性向けの漫画には、「小柄な主人公を背の高い脇役がバックアップする」という構図がある。この構図からはみ出さないかぎり、どんなに異様な物語でも安心して読める。逆に主人公の背が高いと、それだけで不穏なムードが漂う。 女性向けの漫画は、描かれた年…

妄想

近所のコンビニに行った。いかにもいまふうの小綺麗なファッションの男子ふたり連れがレジに並んでいた。買い物籠のなかには、歯ブラシがふたつ放り込んであった。つまらないことを想像した自分を恥じた。

少年誌 脇役演じるノッポさん

オタクとげんしけん

『げんしけん』第5巻(ISBN:4063211649)を読む。これまではオタク文化を消費する一方だった「げんしけん」の面々が、ついに同人誌即売会への出品という「生産」にかかわるエポックメーキングな巻なのだが、最後の最後に「やはり自分たちにはこういうのは向…

木村拓哉は意外と好演

『ハウルの動く城』を観る。いろいろなサイトで取り上げられている「誰が何のために闘っているのか判らない」問題だが、要するに「戦時下」という状況を描きたかっただけで、理由付けははじめから放棄していたのだろう。いわゆる「反戦」作品では、アメリカ…

宮崎の不整合さの何が悪い(悪いか)

翻訳調にして翻訳困難

山田正紀『謀殺の翼747』(ISBN:4122022274)を読む。設定がゲーム的になのに、登場人物がことごとくウェットに描かれているので、読み終えてもあまり爽快感がないのが、いかにも山田正紀らしい。こちらとしても彼の作品に爽快感は求めていない。佳品。とこ…

飯島真理2

「飯島真理」がキーワード登録されていないのに、もっと驚いた。こういう「すでに登録されている気がして、あえて検索する気にもなれない固有名詞」はけっこうあるのだろう。

飯島真理

http://www.marimusic.com/index2.html 飯島真理がコテコテのMTユーザー(コテコテじゃないMTユーザーが何なのかと言われても困るが)になっていて驚いた。

迫害される中年

例のアニメを観ようと思い、としまえんまで行く。しかし平日の昼間だというのに、けっこうな行列ができている(あ、公立の小中学校は今日も休みなのかな)。おまけに奈良県で小学生が犠牲になった陰惨な事件が起こったためか、映画館の前では警察官が目を光…

ロス在住 飯島真理がブロガーに