意表をつこうぜ

飲食産業という、ふだんはあまり接点のない業界のかたと呑む機会がある(いや、毎日のように外食していることを考えれば、接点はありまくりなのだが)。

居酒屋でマナーの悪い客を注意するとき、どうすればいいのかが話題になる。そのかたによれば、「できるだけ相手の意表をつく」とのこと。頭ごなしに注意するのに慣れていそうなひとには、ジェントルに話し掛けると効果的だとか。これはネット上での議論でも使えるテクニックかもしれない。

オレも経験したことがあるが、こちらが思いも寄らない角度から反論されると、ひたすらびっくりして「す、す、すみません」となってしまう。逆に相手が自分と同じ土俵に立っていると判ると、こちらも妙にハッスルして、嬉々として再反論の文章を書きがちだ。

もっとも議論はマナーの悪い客を注意するときとは異なり、「相手の態度を改めさせる」や「相手を黙らせる」が目的ではないのだから、こうしたテクニックばかり駆使するのも健全ではないが。

あとは某チェーン系の居酒屋について、衝撃の事実を知る。ここでは詳細は書けないが、3年来の疑問が一気に氷解したのはかなりの快感。