2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧

それにしても

日記はこんなにすらすら書けるのに、なぜ仕事はなかなか進まないのか。複数の版元、編プロに迷惑をかけまくっていて、心苦しいかぎり。すみません。

80年代

増山龍太というかたの日記の、10月7日の記述に共感してしまう。ごく一部分だけ引用。自分が多感な学生時代の大半を過ごしたのはたしかに暦の上では「80年代」だけど、文化として語られている「80年代」にはほとんど関われていないのだ。間に合わなかったのだ…

80年代 前期と後期は別時代

ケンチクガッカ

お洒落でちょび髭を生やしていて、小柄な中年インテリ男性を見かけると、「あ、ケンチクガッカのひとだ」となぜか思ってしまう。いつこのような刷り込みを受けたのだろう。

カネヤン

NANDA!?という深夜番組に金田正一とヤクルトの古田がゲスト出演して、カネヤンが「奪三振の奥義」について語っていた。とにかくコメントがいちいち素晴らしい。「お前らみんなド素人にそんな奥義まで教えられるかボケェ」って、そういう趣旨の番組なんだから…

3度

MSがthreedegreeというP2Pソフトをリリースしたと知り(RICK DOM経由)、ちょうどP2P関係の原稿を書いているところで、ネタになりそうなのでインストールしてみる。だがグループを登録しようとすると、「IPv6アドレスが設定されてねぇんだよ」と叱られてしま…

ちょび髭は建築学科の教授なり

絶対リズム感

絶対音感という言葉はよく聞くが、絶対リズム感というのはあるのだろうか。どんな音楽を聴かされても、その曲のテンポを正確に言い当てられる、あるいは「BPM125」と言われれば、ちゃんとそのテンポどおりのリズムを刻める能力のことを、仮にこう呼んでいる…

ゲーム

オレはプレステやパソコンといったプラットフォームで動作するゲーム(これは正式にはどう呼ぶのだろう。むかしは「TVゲーム」と呼んでいたものだが、いまとなっては実情にそぐわない)はほとんどやらない。嫌いなのではない。しかし苦手なのだ。本格的なも…

亀山

元阪神の亀山といえば、「痩身で縁なし眼鏡がよく似合う、阪神らしからぬシャープな二枚目」という印象が強かったのだが、いまではこんな顔になっているのね。この前、テレビのCMで久しぶりにこのひとを見て、「この亀山って、あの亀山か!」と本気でびっく…

亀山にバイエルン王の陰画見ゆ

おニャン子

もしボツになっていなければ、『音楽誌が書かないJポップ批評31 おニャン子クラブと永遠のグループアイドル』に、オレが書いた渡辺満里奈論が掲載されいるはずです。「もしボツになっていなければ」という留保がつくのは、著者校正のファックスが送られてこ…

パッケージング

「自分の作品をCCCDでリリースするミュージシャンは信用できない」という言説にどうしても馴染めないのは、オレが「自分の文章がどうパッケージングされるか」に対して、あまり興味がないからだろう。世の中にはタイトルや装丁に細かい注文をつける物書きも…

仕事が

なかなか進まない。中途半端な時刻にうっかり午睡してしまう悪癖が抜け切れていないからだ。しかし「うっかり」ではない、確固たる信念にもとづいた午睡とはいかなるものなのか。

筒井康隆の新刊が出るという夢を見る。上下巻の大作だが、どちらの巻も本文は前半のみ。後半は雑誌連載中にその作品を批判した批評家との論争の過程が収録されている。筒井先生なら、実際にそういう本を出しかねない。 ちなみに「本屋に行ったら、自分がまっ…

エゴ通さぬクリエーターこそ吾信ず

日本シリーズ

阪神の負けが決定的になったところで温情的に起用され、ほとんど無意味なホームランを打ってしまう広沢に文学を感じる。 ところでもともとは中日原理主義者で、星野が監督に就任したためにテンポラリーに阪神ファンになった宿主は、「カネで巨人に買われた」…

詩人と作詞家と思索家は違うのよ

そもそも坂本龍一というひとは作詞が苦手で、ソロアルバムではほとんど詞にはタッチしていない。それでもYMO時代にはいくつか詞を書いているが、いずれも「僕」を主人公にした私小説的・哲学的なスケッチであり、ポップスの歌詞としては高踏的にすぎ、かとい…

世界市民

David Sylvian + Ryuichi Sakamoto / WORLD CITIZEN [amazon] 曲はまあ、20年前から変わらぬ路線だが、デビシル単独作の"WORLD CITIZEN"では「World」や「We」が主語になっているセンテンスが目立つのに対し、デビシル坂本共作の"WORLD CITIZEN - I won't be…

オレオレと言い募るなり世界市民

とりとめもなく

オレは仕事がら、CCCDのリッピングやP2Pソフトに関する原稿を書くこともあるわけで、そういう原稿にはもちろん「悪用厳禁」みたいなただし書きは入れるのだけど、でも結局のところは違法コピーを煽っていることには変わりはなく(少なくとも読者のニーズはそ…

日常

秋葉原のLinux Cafeで打ち合わせ。行きがけにLAOXの楽器館に寄る。最近、新製品情報をまったくチェックしていないので、見るものがすべて新鮮。Minimoog Voyagerなんてものが出たのか。音も筐体も素晴らしい。いまの収入なら買えないことはないのだが、置く…

アキハバラ道行く男は色男

巨怪伝

いかにも「硬派ジャーナリストでござい」といった文体に若干馴染めないものを感じつつも、『巨怪伝』をちびちびと読み進める。正力松太郎がなぜあれほどまでに共産主義を敵視したのか、判るようで判らない。オレなりに解釈すれば、刻苦勉励型で「イケてない…

てんで似合わない

宿主が帰省しているので、しばらくひとりで食事をする日が続く。彼女は生理的に受け付けられない食べ物は少ないのだが、生魚は好きだが天麩羅やフライは苦手、饂飩は好きだが蕎麦は苦手、ラーメンは好きだが本格的な中華は苦手、懐石料理は好きだが洋風のデ…

懐石を撲滅せんと祈願せり

寝るぞ

仕事がものすごく詰んでいて、何から手を着けたらいいのか完全に判らなくなったので、今日は異例なまでに早寝する。「こういうときは寝るのが一番だ」とは加持リョウジの科白だが(うろ覚え)、オレとしてはむしろ「さあ忙しくなつたから早く寝よう、と云ふ…

ファン

柄谷行人がむかし、「思想的に転向することより、阪神ファンが巨人ファンになることのほうが難しい。なぜならファンであることには根拠がなく、根拠のない思い込みぐらい変えるのが難しいものはないからだ」といったことを書いていたのを、今日の日本シリー…

『今買いの株』という本のタイトルが、『今買いの妹』に見えた。175銘柄、ですか。

プロ野球 無根拠ゆえにわれ信ず