ジャーナリズム

ふだんはあまりアクセスしないタイプのサイトを見て回って、「ブログだからといって、無理をして『ジャーナリスト』を気取る必要はどこにもないよな」と感じる。オレは『はてなではじめるブログ生活』で、「自分が本当に関心を持っている話題について、自然体で日記を書いていれば、いつしか次第に読者は増えていきます」と書いたが、あの本で言いたかったのはこれに尽きる。パチンコが好きならパチンコのブログを、ラーメンが好きならラーメンのブログを作ればいいではないか。「そんな俗っぽい話題は、ブログには不向きだ」と気後れすることはない。政治や社会について語っているのに、どこか空疎な印象を否めないブログもあれば、単なる身辺雑記を書き連ねているだけなのに、毎日読みたくなるブログもある。その違いは「書こうとしている対象について、どこまで本気で興味があるのか」に由来するのだろう。そもそも「journal」は「日記」という意味なのだから、日記を書いているひとは、その時点でジャーナリストである。

まあ、この日記を読んで、「ブンガクやテツガクに本気で興味があるようには思えない」と感じるひともいるかもしれないが、その通りです。オトモダチが話題にしているので、便乗しているだけです。すみません。