2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

SFと信仰

かんべむさしが特定の宗教を信仰しているらしい、との噂は以前から知っていたが、入信にいたるまでのドキュメンタリーらしきものが今年の春に出版されたようだ。理屈は理屈 神は神作者: かんべむさし出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/04メディア: 単行本…

スカーレット・ソード

スカーレット・ソード作者: 山本一郎,伊藤龍太郎,ヤスダスズヒト出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2005/10/22メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (13件) を見るだいぶ前に献本されたものの、なぜか封を切っていなかっ…

しかしこういう

思わせぶりな短文を積み重ねるスタイルは、オレにはどうも向いていない。

そして

ええっ、と思わず驚いてしまうメールを、担当編集者から受け取る。ともあれおめでとうございます。

何だかんだ言っても

帝国ホテルで明日おこなわれる挙式について1秒たりとも触れなかった「ニュース23」の姿勢は、それはそれで正しい気がする。

越後ブロガー

と、いきなり北越戊辰戦争の話をしたのは、註釈らしい註釈をつけずにローカルな話題を展開することで、「自らの住まう地域の持つ優位性への自覚」に欠けた東京ブロガーへの反省を促したかったからではない。アマゾンでなかば衝動的に奥羽越列藩同盟―東日本政…

北越戊辰戦争と新潟市

日本史にそれなりに興味のあるひとなら、北越戊辰戦争で長岡市が大きな戦場になったことは知っているだろう。しかし新潟市でもそれなりに激しい戦闘があったことはあまり知られていない。オレもつい数年前、新潟市内で小さな慰霊碑をたまたま見付けるまでは…

漫画のネームも「なか見!検索」

アマゾンの「なか見!検索」に対応している漫画はないかと調べていたら、黒鉄ヒロシの一連の幕末ものが見付かった。黒鉄ヒロシだから、というわけではなく、PHP研究所から出版されている書籍の多くは「なか見!」に対応しているようだ。 しかし小説や評論は…

「さくらのブログ」提供開始のお知らせ

http://www.sakura.ne.jp/news/20051111-001.news さくらのレンタルサーバにはすでにMovable TypeやXOOPSやtDiaryをインストールできる環境が整っているのに、なぜいまさらSeesaaブログと提携して「さくらのブログ」をはじめるのか、ちょっと意図が判らない。

いま読んでいるもの

波状言論S改―社会学・メタゲーム・自由作者: 東浩紀,北田暁大,宮台真司,大澤真幸,鈴木謙介出版社/メーカー: 青土社発売日: 2005/11/01メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 73回この商品を含むブログ (135件) を見るメールマガジン版の「波状言論」はリアル…

教科書に載らないアフィリエイトの起源――アダルトサイトが生みの親

http://kotonoha.main.jp/2005/11/12history-affiliate.html つい最近、はじめてアフィリエイト関係の書籍を手伝ったオレにとっては興味深い記事だったのですが、bk1のブリーダープログラム(2001年4月スタート)に言及していないのは、何かの意図がある…

非モテ文系男子

スガシカオの「優等生」をカラオケで唄う。このひとは非モテ的なメンタリティを維持したままモテてしまったのだな、との思いを深くする。

ちょっと趣味じゃない

iTMSに「Just For You」という機能が加わっていた。アマゾンの「おすすめ商品」と同じ役割か。しかし「もう持ってる」はともかく、「ちょっと趣味じゃない」ってのは。もう少し訳を練ったほうがいいのではないか。まあ、カラヤン/ベルリン・フィルはたしか…

ロリコンとペドフィリア

出家日記―ある「おたく」の生涯作者: 蛭児神建(元),吾妻ひでお出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/11/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (20件) を見る基本的には著者本人の実体験しか書かれていないので、1980年代のオタ…

今夜は

大佛次郎『猫のいる日々』(ISBN:4845370239)でも読みながら眠りに就こう。おやすみなさい。

素直クール

昨日の昼間、とあるひとから「yskさんは『ツンデレ』よりも『素直クール』が好みなのでは?」と話を振られる。この言葉をまったく知らぬオレではあったが、google:素直クールを検索したかぎりでは、たしかに惹かれるものがある。しかし「素直クール」は男性…

iTMSにアートワークがないレコード

柴田南雄を読んだおかげで古いゲンダイオンガク(形容矛盾だが)を聴きたくなり、iTMSでピエール・ブーレーズ/ベルリン・フィルの「Webern Orchestral Work」を購入。 これはおそらくヴェーベルン:管弦楽のためのパッサカリアと同じ内容のはずだが、なぜかi…

今日の音楽

東京事変「修羅場」をiTMSで購入。「真夜中は純潔」を例外として『無罪モラトリアム』よりもあとの椎名林檎作品にはあまり感心できず、新譜を熱心に追うこともなくなったのだが、この曲の適度な肩の力の抜けかたはなかなかよろしい。「東京事変」名義のもの…

と、思いきや

財布がない財布がない財布が何にもない。部屋にたどり着く直前に近所のコンビニで買い物してそのまま帰ったはずなので、路上に落とした可能性はないのだが。先週の眼鏡もそうなのだが、黒っぽくて小さなものは、なかなか深夜の薄暗がりのなかでは見つけられ…

日常

新宿で呑む。久しぶりに日本酒を聞こし召しすぎ、いい気分で帰宅する。大きな仕事もひと段落した(といっても、後ろ倒しになった仕事が牙を剥いて待ち構えているのであるが)ことだし、とりあえず今日はもう寝よう。

トラ感

オレが猫という動物を食用以外の目的で非常に好んでいるのは、この日記を定期的に読んでいるか、あるいは実際に面識のあるひとであれば知っているだろう。しかしオレは、猫に関するものなら何でも好むわけではない。正直に言えばイラストやぬいぐるみとして…

Wikipediaに「柴田南雄」

「なぜWikipediaには『柴田南雄』の項目がないのだ!」とかねてより憤っていたオレだが、今年の10月くらいにできたようだ。そんなことをぐじぐじし書いているくらいなら自分で項目を立てればいいではないかと言われる向きもあるだろうが、Wikipediaの「お作…

再版は防いでいただきたくない

仕事をしながらNHKスペシャル「性犯罪 再犯をどう防ぐか」をちらちらと観る。性犯罪で服役中の男性のペニスにセンサーを取り付け、ポルノグラフィックなテキストを朗読するというカナダでの実験が紹介されていた。レイプなどの暴力的なシーンでペニスが激し…

買うつもりの本

出家日記―ある「おたく」の生涯作者: 蛭児神建(元),吾妻ひでお出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/11/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (20件) を見るアマゾンのデータベースでは著者名が「蛭児神建元 」となっているが…

それから

「ロック少年リハビリ日記・別館」経由でこちらにアクセスしているひとが多いようですが、ここにはドラマーが事故死した(らしい)バンドに関する詳しい情報は載っていません。なかば個人的なメッセージとして、マスダ氏に参考になりそうなブログのURLを教え…

お恥ずかしい

昨日の日記で触れた『アクセスガール アスカ危機一髪』ですが、園田道夫、くりひろし両氏がじつははてなダイアリーユーザーであることがISBN検索で判明しました。だからって過剰に反省して謝罪してリファーを送るのは、あまりにも意味不明な行動なのでやめま…

レトロ萌え?

アクセスガール アスカ危機一髪 (アクセス探偵)作者: 園田道夫,くりひろし出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2005/11/05メディア: 大型本 クリック: 18回この商品を含むブログ (33件) を見るRSSリーダーで技術評論社の新刊情報をチェックしていたら、こん…

読む歓び

柴田南雄『聴く歓び』(ISBN:4103485019)をじわりと読み進める。いや、本当はじわりと読みたいのだが、200ページ程度の薄い本で、おまけに音楽誌ではなく文芸誌に掲載された肩の凝らない短いエッセイを集めており、さらに柴田南雄の著作を読み慣れた身とし…

「文系女子院生」という問題

ユリイカ2005年11月号 特集=文化系女子カタログ出版社/メーカー: 青土社発売日: 2005/10/01メディア: ムック購入: 9人 クリック: 337回この商品を含むブログ (128件) を見る話題の「文化系女子カタログ」だが、ある意味では体育会系以上の「男社会」である文…

「高橋メソッド」の本が出ます

担当編集者のかたから「公開してもかまわないですよ」という許可が出たのでお知らせしますが、今月下旬にソフトバンククリエイティブから『でかいプレゼン 高橋メソッドの本』が出版されます。著者は言うまでもなく「るびま」編集長(という肩書きでいいのだ…