SFと信仰

かんべむさしが特定の宗教を信仰しているらしい、との噂は以前から知っていたが、入信にいたるまでのドキュメンタリーらしきものが今年の春に出版されたようだ。

理屈は理屈 神は神

理屈は理屈 神は神

まあ、このひとはデビュー当時から「超常現象や精神世界の存在を信じている」と言っていっており、宗教に帰依するのもむべなるかな、とは思う。それに彼が信仰している金光教は、ラディカルな教義や過酷なノルマで信者を縛り付けず、政治的にはいわゆるハト派に近い、わりと「まったり」した教団のようだ*1。それならそれで別にいいんじゃないの? というか。

*1:山口文憲『日本ばちかん巡り』(ISBN:4104516015)などを参照のこと。