2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

まとめ?

しかしウェブ上で著作権が問題になると、そのたびに専門家でもないのに「啓蒙」的な文章を書いてしまう自分が恥ずかしい。 著作権は本来、アイディアではなく、表現を保護する権利である。 ゆえに「推理小説のトリックに著作権はあるのか」といったたぐいの…

著作権って?

オレの妹が6歳のころに作詞・作曲・演奏・歌唱した「♪ゆーめのなーかーのー、おんがくがーきこえーるー」で始まる小品も、オレが中学生のときに書いた星新一もどきのショートショートも、個人の思想や感情が表現されており、何らかの創作性があるからには、…

JASRACと人権団体

JASRACを考える。 はてなの杖日記より。文字通り、JASRAC問題について考えるのがテーマのブログ。たしかに興味深くはあるのだが、JASRACを批判する口調が激しすぎるようにも感じた。 例の「かざきり羽」問題は、世の中にはまっとうな人権団体とエセ人…

JASRAC怖いところじゃないんだよ

漫画と音楽

というわけで、すっかり「のだめ」が気に入ったオレは、既刊すべてを買いたくなったのだが、練馬駅周辺ではどこにも売っていなかった。ぎゃぼ〜ん(すみません、もうやめます)。 『サルでも描けるまんが教室 』でも論じられていたが、漫画で音楽を描写する…

美大的、音大的

『のだめカンタービレ』を5巻から7巻まで読む。この漫画は音大的イデオロギーと美大的イデオロギーの相克と和解の物語として捉えられるだろう*1。 音大では高度なテクニックによって過去の作品を忠実に再現することが求められ、美大ではテクニックよりも自発…

ぼくは馬鹿にされたくない

仕事でどうしても読みたい(読んでおかないと某氏や某氏から確実に馬鹿にされる)資料があったので、光が丘の区立図書館へ行く。練馬区内の図書館では、ここにしか置いていないのだ。まったく土地鑑がないので、駅からものすごく迷う。暑い。しかも練馬区の…

身悶えるラフマニノフはくねくねと

ぎゃぼーっ!!

二ノ宮和子『のだめカンタービレ』を4巻まで読む。クラシック音楽に関してはそれなりの予備知識があり、おまけに舞台となっている「桃ヶ丘音楽大学」のモデルが、あからさまにオレの妹の母校なので、「ウィーン・フィル……女入れないし」や「いかずち〜! 大…

メモ

最近見付けた、熟読しがいのありそうなはてなダイアリーを紹介(「クリッピング」という言葉は、気恥ずかしくて使えない)。 fenestrae ありそうでなかった、ヨーロッパ(特にフランス)の政治状況に関する日記。ル・モンドの記事を叮嚀に訳しているのがあり…

酔いどれて「ぎゃぼう」と叫ぶ音大生

デザイナーとフォントサイズ

id:tsuruba:20040720#p1より。 デザイナーがIEの表示を「小」や「最小」にする、積極的な理由はあるのだろうか。「そっちのほうが何となくお洒落な感じがするから」は、もちろん理由にならない。しかしその一方で、「理由にならない理由」で「最小」にしてい…

膝小僧

インプレスのやじうまWatchで、オレの膝が公開されています。orkutやmixiでは当たり前のように顔写真を載せているけど、オフィシャルな性格を持ったサイトに自分の写真が載っていると、ちょっと不思議な気分になりますね。なお当日の模様は、本家のINTERNET …

追悼

指揮者のカルロス・クライバーさんが死去 これは個人的にかなりショックの大きい出来事。74歳なのだから、亡くなっても不思議ではない年齢ではあるが、存在そのものが生きながら伝説と化していた感が強く、このひとに「生身の肉体」があったこと自体が意外な…

クライバー亡くなる前に伝説に

ジェンダーフリー?

しかし探しものの過程で『ジェンダーフリー・性教育バッシング』(大月書店)[amazon]というなかなか面白そうな本を知る。社会学者のかたはチェック済みの本かもしれないが、昨今のジェンダーフリー・バッシングの裏では、ある宗教団体が動いていた(らしい…

不審な電話

詳しい内容は書けないが、不審な電話がある。悪徳商法?マニアックスか警視庁のサイトあたりに似たような事例が載っていないかと探したのだが、見付からず。

儀礼的関心

大学時代の友人が、id:originalovebeerという小恥ずかしいユーザー名ではてなダイアリーを始めたので、儀礼的(笑)にトラックバックを送信する。

儀礼的関心こそが友情か

萌えと美少女

古い友人である高桑くん、およびその友人でライター志望のクルマさん(このかたとは初対面)と17:00から新宿で呑む。昨日に引き続き「ギョーカイの先輩」として、いろいろと偉そうなことを語ってしまう。本当に何様なのだ、いまのオレは。身の丈に合っていな…

美少女は英訳すると意味がずれ

はてなオフ会*1

はてなオフ会vol.1に出席する。入口前で待機していたしなもんが可愛すぎ。これはもはや犯罪である。 会場にはIDは知っているが、実際に会ったことはないひとが多かった。といっても日記から感じられるキャラクターを激しく裏切られることはなかったのだが。…

はてなとはオタク集まる場ではなし

詩(集)が読めない

アマゾンの送料を無料にするためという不純な動機で一緒に買った『中原中也詩集』(ISBN:4003109716)も届く。オレは以前、「詩がよく判らない」と書いたことがあるが、正確に言えば「詩集の読みかたが判らない」のだ。 ふだんよく読んでいるのが最初のペー…

Welcome to the N.H.K.

滝本竜彦・原作/大岩ケンヂ・作画『NHKにようこそ!』第1巻(ISBN:4047136360)を読む。原作となった小説は未読*1なのだが、主人公がひきこもりになるまでの過程が大雑把で、いまひとつ説得力を欠いているように思えた。設定や世界観の面白さを重視するあま…

ひきこもりエヌエチケーに逆恨み

3周年

ともあれ、はてな3周年、おめでとうございます。土曜日のオフ会には出席するので、スタッフやいろいろなユーザーとお会いできるのを楽しみにしております。

パリ祭

とある本をぱらぱらと読み返して、「へえ、フランス大革命はパリ祭の日にあったのか。すごい偶然だなあ」と、間の抜けまくったことを考えてしまった。無知をさらけ出している上に、前後関係を思い切り誤っている。おまけに15日に書いているのが、間抜けさを…

選挙

http://www.hatena.ne.jp/1089474020 もちろんこの結果から、「『はてな』には保守政党を支持するひとは少ない」と結論付けるのは短絡的すぎるが、オレが頭のなかに抱いていた「はてなユーザーの平均像」とだいたい一致する。社民党と共産党とみどりの会議に…

インテリは革命起これど斜にかまえ