はてなオフ会*1

はてなオフ会vol.1に出席する。入口前で待機していたしなもんが可愛すぎ。これはもはや犯罪である。

会場にはIDは知っているが、実際に会ったことはないひとが多かった。といっても日記から感じられるキャラクターを激しく裏切られることはなかったのだが。とりわけid:yukattiさんとお話できたのは嬉しかった。いまの日本の著作権法、特に音楽著作権はきちんと変革しなければならないとの思いを強くする。

東浩紀さん(id:hazuma)は20代のころに『ユリイカ』や『批評空間』に書いていた文章とは印象の異なる、「頼れる兄貴分」という感じ。非常にロジカルでありながら情熱的でもあり、アルコールが入れば入るほど、そうした側面が強調されるのは、近藤淳也さん(id:jkondo)と気質的に一脈相通じるものがあった。東さんが「波状言論」のようなインディペンデントなメディアを立ち上げたのは、「はてな」に影響された側面もあるのではないだろうか。そしてid:gotanda6さんが書いているように、出版関係者がやたらと多いオフ会でもあった。これだけいろいろなひとに名刺を配ったのは、生まれて初めてかもしれない*1

はたまた小関さん(id:koseki)が「はてな顔出し」やmixiで公開している写真よりも実物のほうがはるかに恰好いいのは、じつに許しがたかった。はっきり言おう。オレが女性であれば、確実に惚れていた。

オフ会は和やかでアットホームな雰囲気で進行し、18:00前にいったんお開き。しかしその場を立ち去りがたいユーザーは22:00すぎまで会場で歓談する。最後のほうは波状言論のスタッフ(特にid:hitomisiriingさん)に、ライターとしてサバイブするための心構えなどを語る。オレにはそんな資格、ぜんぜんないのに。

渋谷駅のハチ公口で散会。このところ、準ひきこもりめいた生活を送っているオレは、連休初日の山手線に耐えられる自信がなく、挨拶もそこそこにひとりでタクシーに乗る。友人知人ならともかく、まったく知らないひとと肌を密着させるのが、苦痛でしかないので。この行動を不快に感じられたかたがいたら、申し訳ありません。

ともあれ参加者のみなさん、お疲れさまです。そして「はてな」のスタッフのみなさん、このような場を提供していただき、本当にありがとうございます。

*1:もちろん会そのものには、「ギョーカイくさい」雰囲気はまったくなかったのだが。