まとめ?

しかしウェブ上で著作権が問題になると、そのたびに専門家でもないのに「啓蒙」的な文章を書いてしまう自分が恥ずかしい。

  • 著作権は本来、アイディアではなく、表現を保護する権利である。
    • ゆえに「推理小説のトリックに著作権はあるのか」といったたぐいの議論は、そもそも土台からしておかしい。
  • 日本やヨーロッパにおいては、著作権自然権として捉えられている。
    • ゆえに「『プロ』が作ったものだけが著作物だ」という認識は誤りである。

の2点だけでも共有されていれば、もう少し踏み込んだ議論ができるはずなのに、その前段階から説明しなければならないのは、じつにもどかしい。

あの企画、まだ出版される可能性があるのなら、本格的に再開させましょうよ、目黒方面のひと。そうすれば、「判らんやつはこの本を買え」と言い放つだけで話が済むのに(笑)。おまけに素直に買うひとが続出すれば、ヤツとオレが儲かる。