2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

公共性

人文系の大学教師は「ネットの公共性」という議論にはあまり関心を持たない(持つとしても、「だからどうしたの?」という反応を示す。あるいは雑誌やシンポジウムといったネット以外の場で、この問題について触れる)印象がある。これはそもそもネット以外…

持て余す時間

今日はいろいろなイベントがあったのだが、週明けまでもつれ込みそうな仕事があったので、事前に軒並み参加を見合わせる。ところが金曜日までにあらかた片付いてしまい、呆然と時間を持て余してしまう。高校野球の決勝戦を観たり、GLOCOM TVを観たり。

ありがちな逆転劇

駒大苫小牧対大阪桐蔭戦をぼんやりと観戦。「この試合はいまは点差が付いているけど、終盤になって追いつかれるに違いない」と思いながら見ている試合は、本当にそういう展開になってしまう。しかしこれは高校野球ではしばし起こることで、別にオレが優れた…

新東京タワー

新東京タワーなんてものが計画中なのね。知らなかった。この件に関しては、「時代錯誤だ」と批判している石原慎太郎に賛同せざるをえない。

眼鏡男子談義

昨日の夜(といっても、たったの4時間前なのだが。明けがたに起きるとどうにも寝直せず、生活パターン改善計画が頓挫しがちだ)、眼鏡男子について触れたので、ついでに思い出したことを書いておく。 手元にDVDもビデオもないので記憶に頼って書くが、映画「…

メガネ男子を愛好する女子を愛好する

NHK総合で「こだわリング」という、眼鏡男性をこよなく愛する女性(どうやらmixiのコミュニティで出演者を募ったらしい)のための番組をやっていたので、思わず観てしまう。なぜスガシカオは「眼鏡男子」として評価されないのか。いかにも伊達眼鏡だから? …

身も蓋もない

いしいひさいち『大阪100円生活』(ISBN:4062129728)読了。私生活を滅多に語らないこのひとにしては珍しく、学生時代を饒舌に語っている。当時在籍していた関西大学漫画同好会については、 だいたい漫画は単独の作業なので見せ合いほめ合いしてもしかたあり…

言語たん

いましがた「ロリロリるびちゃん」という大変にくだらない件名のSPAMメールを受信して、「OSたん」みたいな調子でプログラム言語やスクリプト言語を萌えキャラ化した初心者向けの書籍があったら面白いのではないかと、1年ほど前に酒の席で話していたことを思…

「長」

むかし(特に1970年代)の学園漫画を読んでいて以前から不思議だったのは、みなが生徒会長や学級委員長を積極的にやりたがることだ。オレが中学・高校生のころ(1980年代なかば)は「長」と名の付くものはおしなべて無理やりやらされるもので、誰も「その気…

自著の感想を淡々とクリッピングするよ

http://d.hatena.ne.jp/hidex7777/20050813/p2 これだとまるで、オレの本の表紙が猫みたいではある。というか『CREA』の猫特集、今年も出たのか。この表紙をコンビニで見ると、「盛夏」との文字が思い浮かぶ。オレの季節感は徹頭徹尾、メディアによって規定…

ちょっとした謎

外資系IT関連企業のコマーシャルでよく見かける、東洋系の男性がなぜかめったに出演しないショートコント風のドラマ。あれは何がきっかけで流行りだしたのか、誰が喜んで観ているのか、本国でも放映されているのか、どこかにまとめサイトはないのか。

あすなろ

という昨日の決意も空しく、体調を崩してほとんど使いものにならなかった敗戦の日。

だなんて

言わざるを得ないような8月14日であった。16日の午前が締め切りの仕事があるのだから、明日は狂ったように働こう。

お盆

半日ぶりくらいにメールをチェックしたら、アダルト系のSPAMメールと、業務連絡用のMLに投稿されたメールしか届いていない。ああ、世間はお盆休みなのだなあ、と実感する瞬間。

アマゾン

鈴木芳樹『スローブログ宣言!』と北田暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』を買ったお茶目さんがいったい誰なのか、アマゾンさんにお伺いしたい気分ではある。

バイト君

大阪100円生活?バイトくん通信作者: いしいひさいち出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/06/25メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 3回この商品を含むブログ (35件) を見る代々木で打ち合わせ。帰りに中野のあおい書店で購入。漫画の単行本は買った…

モード的

モーダルな事象 (本格ミステリ・マスターズ)作者: 奥泉光出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/07/10メディア: 単行本 クリック: 15回この商品を含むブログ (94件) を見る読了。マスコミ批判や社会諷刺といった要素が盛り込まれてもおかしくない設定なのに…

SFとファンタジー

フランス語版Wikipediaより、気になった項目をいくつかクリッピング。本当はきちんと訳出したいのだが、いま手元にまともな仏和辞典がない。そして「まともな仏和辞典」がないと、このくらいのフランス語でさえ訳せないみずからの語学力が何とも恨めしい。 h…

第三の新人

うお、英語版のWikipediaにこんな項目があるとは。 http://en.wikipedia.org/wiki/The_First_Generation_of_Postwar_Writers http://en.wikipedia.org/wiki/The_Second_Generation_of_Postwar_Writers http://en.wikipedia.org/wiki/The_Third_Generation_of…

モーダル

奥泉光『モーダルな事象』(ISBN:4163239707)をようやく読み始める。このひとがエンターテインメントを意識した作品は文体が軽くなりすぎ、かえって集中力が続かないことがあったのだが(『坊っちゃん忍者幕末見聞録』と『新・地底旅行』は、上記の理由で最…

ノスタルジア

神保町で打ち合わせ。この街が夜が早いので、打ち合わせが終わったころにはどこの書店も閉まっている。暇さえあればあてどなくこの街をうろついていた学生時代が懐かしい。

日本のiTunes Music Store、開始から4日で 100万曲を超える販売達成

http://www.apple.com/jp/news/2005/aug/08itms.html そのうちの36曲はオレである。

「ジャンル」という自意識、など

タイの女性ポップスのCDを、3枚ほど聴く機会に恵まれる。ナット・ミリアアーティスト: ナット・ミリア出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル発売日: 2004/04/28メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るキャットアーティス…

中国ハッカー、15日総攻撃? 「扶桑社、反中サイトなど標的」

http://www.sankei.co.jp/news/morning/07pol003.htm 佐藤卓己の前掲書によれば、中国における抗日戦争戦勝利記念日はもともとはソビエト標準である9月3日であったのに、1982年の教科書問題をきっかけに日本との政治的な軋轢が強まってからは、8月15日に「勝…

8月ジャーナリズム

毎年この時期になると、アジア・太平洋戦争がらみのドキュメンタリーがテレビでよく放映される。近現代史がテーマのドキュメンタリーは好きなのでつい観てしまうのだが、佐藤卓己『八月十五日の神話』(ISBN:4480062440)を読んでしまった今年の夏は、どの番…

iTunes Music Card

iTMS専用のプリペイドカードが家電量販店で買えることを知り、近所のコジマに寄る。「さあ、万引きしてくれ」とでも言わんばかりの薄さと軽さのためか、店頭には置いておらず、レジのなかにぶら下がっている。2500円のカードを買って、さっそく1500円のアル…

と思ったのだが

これだけは書くことにする。 http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playListId=75231273 はてなダイアリーには菊地成孔ファンがたくさんいる(と思う)のに、SPANK HAPPYの初期音源がiTMSで買えることはそれほど話題になっていない…

iTMS

以下に並べ立てるURLをクリックするとiTunesが自動的に起動し、iTMSの購入画面が表示されます。鬱陶しかったら無視してください。すみません。 http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewAlbum?playlistId=74864978 ブーレーズ生誕80年記念ア…

詳解RSS

詳解RSS~RSSを利用したサービスの理論と実践作者: 水野貴明出版社/メーカー: ディー・アート発売日: 2005/08/08メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 216回この商品を含むブログ (63件) を見るいつもお世話になっているディー・アートから、これまた最近いた…

読後感

座談会と主要な記事をざっと一読。新聞社系の雑誌だからか、「ブログはジャーナリズムを変えるのか」という論調が目に付く。出版社系の雑誌なら、もう少し違った切り口をしたのではないか。ジャーナリズム云々に関しては、新聞社が過剰に怯えている印象がど…