2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ろかんタン

http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20050831#p1 個人的には本日のはてなダイアリーの最大のヒット。絵は上手い*1けど萌え系の文化には興味がないひとが萌えイラストを描くとこうなるのか。どこがどう萌え系らしくないか、深く掘り下げて考察しようと思ったのだ…

猫的文学

『CREA』の「夢に見るほどネコが好き!」(ASIN:B000AIQGGY)の小特集「名作の中の愛しきネコたち」を読んでいたら、内田百閒『ノラや』(ISBN:4122027845)と並んで、大佛次郎『猫のいる日々』(ISBN:4198902143)が取り上げられていた。この本、いまでは絶…

無趣味であること

オタクだのサブカルだの非モテだのモテだのといった話で盛り上がっていた今月のはてなダイアリー界隈だが、これといって趣味らしい趣味がない内向的な男性が「オタク」を自称するのは、ちょっと違うのではないか。オタク(ならびにサブカル)はまず何よりも…

ヨヨギとアオイ

代々木で打ち合わせ。日本共産党のビルの斜め向かいにある書店が、いつの間にか閉店していた。帰りに寄ろうと思っていたのに。 何やら当てが外れた心持ちになり、気散じのために中野のあおい書店に寄る。エマ (6) (Beam comix)作者: 森薫出版社/メーカー: エ…

「ジコーさまに殺される」

自動車絶望工場 (講談社文庫)作者: 鎌田慧,本多勝一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1983/09/08メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 144回この商品を含むブログ (68件) を見る社会派ルポルタージュの名著とされるこの本をいまさらのように読み始めたのは、父…

Amazon.com: website info: 2ch.net

http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B00006RSUR/ 米アマゾンにはウェブサイトをレビュー(を最初から意図していたのかどうかはよく判らないが)する機能があるのか。上のASINコードは2ちゃんねるに割り振られたものだけど、「people who visit this pag…

政治家さんたちの音楽のシュミをひたすら調べてみた

http://plaza.rakuten.co.jp/kyodaiken/diary/200508270001/ このなかでは共産党の志井委員長のプロフィールが読み応えがある。高校生のころは作曲家志望で、対位法や和声を学んでいたとのこと。有権者に「趣味の良さ」をアピールしているわけではなく、本当…

「新宿」はなぜ新宿らしくないのか

「容疑者 室井慎次」を観る。派手な演出に頼らずに、事件の真相があきらかになる過程をじっくり楽しませようとしたのだろうが、肝腎の事件の構造がそれほど複雑ではないので、いささか物足りない気分で劇場を出る。 それにしても実写映画で描かれる「新宿」…

「ハガレン」好きの男子は、なぜオタクらしくないのか

フジテレビの「EZ!TV」で、「実録『電車男』 オタクに恋する女性の本音」という特集があった。登場するオタク青年がデートで劇場版「鋼の錬金術師」に行きたがるといった細部の描写が、どうにも「らしく」ない。「ハガレン」は男性オタクが積極的に観たいと…

自衛隊に入ろう 音楽を奏でよう

自衛隊音楽隊 ミリタリーパワーズ iTMSのクラシックコーナーでは、自衛隊東京音楽隊のCDの売れ行きがよい。そこでわざわざ自衛隊に入ってまで音楽をやろうとするのはどんなひとたちなのかと興味を惹かれ、調べてみた。かつては「高校でブラスバンドを経験し…

その拍手の<作者>とは誰か?

何も聞こえない!――無音の曲を本当に販売しているiTunes Music Store 半年も前の記事を話のまくらにするのも恰好悪いが(と、いちいち気にかけるのがもっとも恰好悪い)、アルバムをトラック単位で機械的に分割しているせいで、iTMSでは上のようにおかしなフ…

「400字以上」は苦痛、電子書籍を購入しない理由トップは「読みにくい」

http://japan.internet.com/research/20050826/1.html 「インターネットの普及によって、書籍/レコードが滅びる」という議論をよく目にする。しかしグーテンベルクが活版印刷の技術を発明してよりこのかた、500年以上にもわたって基本的な形態が変っていな…

Google Talk

Google Talkをインストールする。yskszk@gmail.comがGoogle Talk用のアカウントになるので、お気軽に登録してくださいませ。音声通話はできないので、もっぱら文字でのチャットがメインになりますが。

「工場」

1週間くらい前に練馬駅前で撮影した写真。第二次産業が「花形」だった時代を感じさせるこうした光景には、強いノスタルジーを覚える。いまの小学生は「工場見学」に行くのだろうか。美術の授業で、その街でいちばんの工業地域にスケッチに行くのだろうか。

今日のお買い物

CREA (クレア) 2005年 09月号出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/08/06メディア: 雑誌 クリック: 12回この商品を含むブログ (9件) を見るこういういかにも雑誌めいた雑誌をアマゾンで買うのははじめてである。来年こそ「読者のネコ写真」に応募しようと…

「休みなく戦ってきたのがベトナムだド」

西島大介『ディエンビエンフー』(ISBN:404853890X)読了。「戦闘美少女がセカイを救う!」という話であった。いかにも続篇がありそうな終わらせかただが、実際に続篇が描かれることはないのだろう。あと各章のタイトルがすべて坂本龍一の曲から採られている…

nopikoメモ。―スローブログ宣言!

http://d.hatena.ne.jp/nopiko/20050824#p1 いや、オレはいまでもはてなダイアリーは「日記」だと思っているよ。というか、「ブログ≒記事」と「日記」を相容れないものとして捉えるのはやめようや、という主張をあの本に込めたつもりなのだが、ネット上での…

タグ付け

最近は日記を書くことより、bookmark de pêle-mêleにいろいろなテクストをクリッピングするほうが楽しくなりつつあるが、タグ付けには苦労している。ソーシャルブックマークのタグはひとつのエントリに対していくつでも付けられる(付けたくなければ付けなく…

某ホットドッグチェーンの謝罪と電車男ブーム

それなりに正しいことを指摘しているが、 例えば、赤の他人の作った作品で、著作権料も払わないで、ファンだからという名目で、18禁の見るに耐えない同人を売ったり、ホモレズの同人誌を売ったり(同性愛差別という意味ではなく、肉体的愛情ってのは生殖>…

ディエンビエンフー

夕方、中野までぶらりとバスで。涼しい! 1年のうちの半分が、今日ぐらいの温度と湿度だったらいいのに。 あおい書店でディエンビエンフー (100%コミックス)作者: 西島大介出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2005/08/26メディア: コミック購入: 2人 クリック…

ニッチな需要

いましがたLOGICアーティスト: LOGIC SYSTEM出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 1993/04/07メディア: CDこの商品を含むブログ (1件) を見るをiTMSで購入した。歌詞カードやジャケット写真はどうでもいい*1から、スタッフ一覧が調べられると…

ああ、判った

管理画面で「コメント許可」を「なし」にして、「トラックバック表示」を「コメントページのみに表示」にすると、オレが問題にしていた現象が起きるのか。しかしこれははてなの不具合なのか、設定した側のミスなのか、何とも判断が付かない。 ちなみにこの現…

バグ?

トラックバックを非表示にしているダイアリーでも、携帯電話からアクセスするとトラックバックが表示されることがある。これがはてな側の不具合なのか、設定した側のミスなのかを検証するために、ダミーのダイアリーを作った。 http://d.hatena.ne.jp/yskszk…

個々のコメントにPermalinkの追加について

http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20050823/1124776577 日記の本文だけではなく、コメントにもパーマリンクが追加されたとのことで、ちょっと実験。

アルバムという呪縛

「iTMSの利点は『捨て曲』の多いアルバムから、好きな曲だけをダウンロードできる点にある」といった文章を見かけることがある。しかし「ポップ・ミュージックはアルバム単位で買うもの」と20年以上にわたって思い込み続けてきたオレは、iTMSで面白そうな曲…

「シンセサイザーの父」ボブ・モーグ博士が死去

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/22/news041.html 上をはじめとする関連記事を読んでいて意外だったのは、ムーグ*1が1934年生まれであること。冨田勲(1932年)よりも年下なのか。何はともあれR.I.P.。 *1:という発音が誤りなのは判っているが…

立ち読みした本

『戦争の記憶をさかのぼる』を買うついでに目に付いた、鈴木隆祐『名門高校人脈』(ISBN:4334033172)を拾い読み。知識人や政治家ばかりではなく、ミュージシャンもまめに網羅しているあたりに、著者のこだわりが感じられる。いかなる意味でも「名門」とは言…

買った本

戦争の記憶をさかのぼる (ちくま新書(552))作者: 坪井秀人出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/08/08メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (10件) を見るぱらぱらと読む。アジア・太平洋戦争からアメリカの同時多発テロまでの「戦争」を、こ…

オフィシャルなサイトのトラックバック

たとえばCNETなんかはほとんどの記事にトラックバックを送れるようになっているが、あれはどのように使われているのだろうか。 記事を書いた本人に意見を送る 編集部に意見を送る 同じ記事に興味を持った者どうしが交流する 実際には3.が多い印象があるが、…

「ランディ」ってのはどうよ?

夜中にユナイテッド・シネマとしまえんに繰り出し、なぜか「星になった少年」を観る。映画としてはきわめて平凡な作りで、同行者さえいなければ途中で席を立っていたかもしれないが(というのは嘘。根がけち臭いオレはどんな映画であっても、最後まで観なけ…