このブログの読者にはフランス好きのひとや性的マイノリティーの問題に興味を持っているひとが多いと思いますが、パリ在住のジャーナリスト、及川健二氏が上記のようなひとならきっと面白く読める本を出版します。アマゾンの書誌情報にはまだ情報が載ってい…

木村カナさん経由（id:cachamai:20060930:p1）で見つけた、生まれたてのパンダの動画。 http://today.reuters.com/tv/videoStory.aspx?storyId=0bd4034fe86f6728e4ff2125e38e1134f5d80d71&isSummitStory=False これは可愛い。可愛すぎる。何だよ、この思わず…

9月も今日で終わりじゃねぇか。この1年でオレはいったい何を成し遂げたのだろう……

おもにJR西荻窪駅周辺で配布されているフリーペーパー「西荻丼」に出演しました。「寄稿」ではなく「出演」と表記した意図はお読みになればお判りいただけると思います。ちなみに脚のみの出演となっております。ハワイ出身の外国人力士みたいだね、オレの脛…

「グエムル」を観る。ラフレシアとホンマグロを足して二で割った造形が魅力的。この手のパニック映画では誰が死んで誰が生き残るのか、だいたい定石があるものだが、それをことごとく踏み外していて驚いた。映画本編とは関係ないが、グエムルにBC兵器を使用…

テヘランでロリータを読む作者: アーザルナフィーシー,Azar Nafisi,市川恵里出版社/メーカー: 白水社発売日: 2006/09メディア: 単行本 クリック: 21回この商品を含むブログ (75件) を見るとあるひとのmixi日記より。問題のなさそうな範囲で引用すると、「今…

iTunesをバージョン7にアップデートしたら、「iTunesアプリケーションを開くことができませんでした。不明なエラーが発生しました（-200）」なるダイアログが表れて、アプリケーションが起動できなくなってしまった。 さいとの備忘録:iTunes 7 の不明なエラ…

嫌老社会 老いを拒絶する時代 [ソフトバンク新書]作者: 長沼行太郎出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2006/09/16メディア: 新書 クリック: 11回この商品を含むブログ (20件) を見るすでに話題の一著だが、ソフトバンクのKさんより献本たま…

植草一秀の事件について語っているブログのサイドバーに、植草甚一『ヒッチコック万歳！』のアフィリエイト広告が載っていた。そうか、どこかで見覚えがある名前だと思ったら、これだったのだ。

邪魅の雫 (講談社ノベルス)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/27メディア: 新書購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (619件) を見るオンライン書店から送られてくるのをちんたらちんたらと待つ気にもなれず、この豪雨のなか、…

邪魅の雫 (講談社ノベルス)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/27メディア: 新書購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (619件) を見る池袋中のめぼしい大型支店を探してまわるも、見つからず。26日入荷とのこと。残念。しようが…

俳優の丹波哲郎が亡くなった。じつは数日前、西荻在住の友人と散歩していて、「ここって丹波哲郎の自宅なんだよ」と教えられたことがあった。門には「未来研究所」だか「来世研究所」だと書いてあり、このひとの「本気度」が伝わった。ともあれ追悼（という…

7月の大失調のときにお世話になった妹とその彼氏をねぎらうために、江古田の「シャマイム」へ。日本でおそらくは唯一のイスラエル料理店である当店は、コース料理食べ放題で2000円という魅力的な価格設定なのだが、いつも余らせてしまう。これなら単品で頼ん…

尾崎翠集成〈上〉 (ちくま文庫)作者: 尾崎翠,中野翠出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/10/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 52回この商品を含むブログ (72件) を見る尾崎翠集成〈下〉 (ちくま文庫)作者: 尾崎翠,中野翠出版社/メーカー: 筑摩書房発…

自分でもよく判らない縁がからまりまわり、『ユリイカ』の稲垣足穂特集号の出版を祝した文壇バーのパーティーに出席することに。近くの席に座りしはインターネットを経由してそれなりに親交のある面々で、これならば文壇バーではなく大規模なオフライン・ミ…

怪獣映画といえば、「グエムル 漢江の怪物」は観たいと思っている。予告編を観て、登場する怪獣がほどよく小さかったのが気に入ったのだ。殊能将之もこの映画について、「怪獣はあんまりでかくないほうがこわいねえ」と評している。ゴジラみたいに身長が50メ…

ラピュタ阿佐ヶ谷で「ゴジラ」を観る。ゴジラは水爆実験によって突然変異した怪獣ではなく、水爆実験による環境の変化で本来の住処を失った怪獣という設定なのだね。勘違いしていた。それにしてもペシミスティックで陰鬱な結末であり、これがヒットするのが…

笹まくら (新潮文庫)作者: 丸谷才一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1974/08/01メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 29回この商品を含むブログ (55件) を見る丸谷才一には興味がないのだが、これだけは例外的な名作らしいので購入。

SF魂 (新潮新書)作者: 小松左京出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/14メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (76件) を見る一読して感じるのは、みずからを「作家」ではなく「SF作家」と規定する小松左京の強烈な自負、自意識である。日本…

井上圓了が建立した哲学堂公園に遊びに行く。バスで何度も目の前を通りかかったことはあるのだが、なかに入るのは初めて。こじんまりとした径がうねうねと続き、思わぬところに冗談なのか真面目なのか判断が付きかねるモニュメントがぬっと顔を出す、なかな…

邪魅の雫 (講談社ノベルス)作者: 京極夏彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/27メディア: 新書購入: 3人 クリック: 51回この商品を含むブログ (619件) を見るこれはもう、震えて待つよりほかになかろう。しかしてアマゾンで安全確実に買うべきか、はた…

http://www.asahi.com/culture/update/0920/019.html 渋谷公会堂にはほんの数回しか足を運んだことがないオレだが、この名称変更はどんなものかと思う。むずかゆい。 その他、サントリーホールは最初から企業名が織り込まれているからずるいよね、とか、東京…

SF魂 (新潮新書)作者: 小松左京出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/07/14メディア: 新書 クリック: 4回この商品を含むブログ (76件) を見る上京ものがたり作者: 西原理恵子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/11/01メディア: 単行本購入: 13人 クリック:…

半日ばかり西荻窪と吉祥寺の住人になる。夕食は吉祥寺のベトナム料理店。生春巻きがうまい。それから西荻窪に戻り、戎の北口店で肝機能恢復を祝って呑む。近くの席に座っていたのが音楽業界畑のひとらしく、ついつい話に耳を傾けるも、年寄りの自慢話に終始…

何とコメントすべきか、腹の出具合がじつにロックンロールしている。

すっかり時機を逸した感もあるが、アニメ版『時をかける少女』の感想で面白いものを見つけたので紹介する。 こせきの日記 - 『時をかける少女』 http://d.hatena.ne.jp/koseki/20060903/tokikake 先日の「『時をかける少女』を語る会」では、「主人公の三人…

『日本語の森を歩いて』（ISBN:4061498002）によればフランス語では「通り」と「道」はきちんと区別されており*1、長距離を移動するために人工的に作られたものが前者、建物と建物のあいだになかば自然発生的に生まれたのが後者なのだそうだ。 この区別はじ…

”文学少女”と飢え渇く幽霊 (ファミ通文庫)作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2006/08/30メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 75回この商品を含むブログ (319件) を見る前作『“文学少女”と死にたがりの道化』よりも物語のスケ…

ちなみに「ガリ版 フランス雑波」の最新号はヒップホップ特集なのだが、税金逃れのためにイギリスからフランスに移住した日本人DJのインタビューが載っている。彼は「リリック書くのにフランス人は、すごい時間をかける。英語のラッパーとかだと20分位で書い…

フランス在住の日本人のためのフリーペーパー、ガリ版 フランス雑波で漫画評をふたつ寄稿しました。取り上げたのは『軍バリ！』（ISBN:4063614492）と『虹ヶ原ホログラフ』（ISBN:4778320204）の2編です。 おもにフランス国内でしか手に入らないが、読者の多…