ゆとりゆとり、教育教育、ユトリロ、パリの壁

という替え歌を思いついたので、唐突に掲載する。「蒲田行進曲」のメロディでどうぞ。
裁判官がよほど音楽に関心がなければ被告側が当然勝訴するであろう裁判で、なぜか原告が勝訴して呆れている。男離婚(と、変換しやがった)の悪口を書くだけで、何百万円も支払わなければならない世の中になるわけか。こんなときは痛快なパロディを紹介するにかぎる。「名曲を冒涜するな」という意見もあるだろうが、グレン・グールドモーツァルトで判るように、こういうのは二流の作品を対象にしても面白くないのである。


細かなコメントは差し控える。なぜなら音楽(業界)について批評めいたことを書くと、東京地方裁判所が「カネ払えコンニャロ」とのたまわれるからだ。「そして何百何千もの凶器が息をひそめて/何かを待ちかまえているかのような不安と/恐怖のいまは時代だ」(草野新平)