叙述と描写

本棚を整理していたら『フランス文法参考書 リュミエール』(ISBN:441100450X)という初心者向けの教科書を見付ける。初心者向けの教科書では単純過去に関する説明は、「細かい活用を覚える必要はないが、こういうものがあるのは知っておいたほうがいい」という投げやりな調子で巻末に置かれることが多いが、この本には「『叙述』の単純過去と『描写』の半過去」というコラムが設けられている。なるほど、こういう具合に使い分けているのか。フランス語で書かれた小説を読んでいて疑問に思っていたことのひとつが、これで氷解した。
ほとんど個人的なメモだが、こういうのは第三者の目にも触れるところに書いたほうが忘れにくいので、書いておく。