家庭内肉体労働の日

たった4冊の漫画単行本を探すために、20箱ほどのダンボールを開封して蔵書をチェックする家庭内肉体労働の1日。午前3時になってから、「どうせここにはないだろう」と最初からチェックの対象外にしていたダンボール(しかも開封済み!)から見付かるのだから、オレが出世しないのにはそれなりの理由がある。まあ、なかなか腰が上がらなかった蔵書整理(引越してから1年になるというのに)のきっかけになったのだからよしとするか。
しかしここまで本が増えると、むかし愛読していた雑誌のバックナンバーを読み耽るなどという贅沢は許されなくなる。とりあえずは判型別に整理して、しかしそれだと漫画と文芸書と実用書と自分の本(笑)がごっちゃになって気持ちが悪いから並べ直し、そうすると背表紙の高さ(正式な用語ではどう呼ぶのだっけ)が揃わずに棚に収まらない本が出てきて、棚の高さを変えたり、その本だけを例外扱いにしたりと、あれやこれやと気忙しい。特殊な判型の本なんか出すんじゃねぇよ、オシャレ系老舗文芸出版社め。