視覚化される快感
このアニメーションを最初に観たときにから強いノスタルジーに捉われたのだが、何のことはない、CubaseVST(当時の名称)に既存の楽曲をちまちまと打ち込むことに生きる喜びらしきものを思い出したからだ。このsmalinというひとはほかにもクラシック音楽の有名曲のアニメーションをYouTube上で公開しているのだが、なかでもスカルラッティが気に入ったのは、これまた何のことはない、ホロヴィッツがCBS(当時の名称)のために吹き込んだレコードをクラシック音楽に興味を持ち始めた当初から愛聴していたという、これまたノスタルジックな理由にすぎない。
それにしても音楽の構造(らしきもの)を視覚化されると、なぜこんなに面白く感じてしまうのか。探究したい気がするが、さほど意味があることのようにも思えない。ともあれホロヴィッツのスカルラッティはクラシック音楽になじみの薄いひとでも楽しく聴けるので、興味があったら聴いてみよう。
- アーティスト: ホロヴィッツ(ウラディミール),スカルラッティ
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2004/11/17
- メディア: CD
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