2007-09-15 魅力的な読みづらさ 災厄のてびき (マーブルコミックス)作者: 草間さかえ出版社/メーカー: ソフトライン 東京漫画社発売日: 2006/10/30メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (16件) を見る草間さかえの作品には独特の読みづらさがある(それが魅力にもなっているわけだが)。それは要するにコマ割りが特殊だからだと気が付く。この最初期の作品集ではそれが顕著で、縦に読めばいいのか横に読めばいいのか判りづらいページが多いのだ。だからこそ物語世界にじっくりと没入できるわけだが。 なお彼女以外に読みにくさが独特の魅力となっているボーイズラブ系の漫画家となると、bassoが挙げられるだろう。