高専

このところ10代から20代にかけての思い出をきちんと書き留めたいという衝動にかられているので(これが「中年」になった証拠だろうか)、ついでにまったく関係のない話を書く。
オレが現役の中学生だったころ(1980年代前半)は、理数系の成績がいい生徒は普通高校ではなく、高等専門学校を第一志望に選ぶことが珍しくなかった。小山田いくの『すくらっぷ・ブック』(これも1980年代前半の話だね)にも、そうしたエピソードがあったと記憶する。これは日本経済が第二次産業によって成り立っていた時代の名残りなのだろう。
それではいまはどうか。Wikipediaによれば高等専門学校への進学者は低迷を続けるばかりだったが、近年になって少しずつ盛り返しているようだ。これはITブームにともない情報工学が注目されるような結果だと思うが、確証はない。