関西系企業の経営術(ビジネスブログみたいなタイトルだ)

本当はもっと書きたいことがあるのだが、安易に触れると「炎上」しかねない話題なので、もう少し時機を窺うことにする(そうこうしているあいだに「いまさら何言ってるの?」となるのは、ネットの宿命なのだけれども)。そこでまたもや、むかしの思い出話などを。
俗に「関西人はケチだ」と言われている。この種の「県民性診断」は血液型による性格診断よりは信頼できる(つまりあまり信用できない)と思っているオレだが、「それはそうかも」と思えることがあった。
オレは10年ほど前に丸1年、パソコン雑誌のアルバイトをやっていた。そのときはいろいろな企業の新製品発表会に行かされたのだが、企業によってどこで発表会をやるのか、はっきりと違っていた。外資系の企業はおおむね、椿山荘や帝国ホテルといった超一流ホテルを借りて発表会をおこない、ときには昼食やアルコールまで振る舞うことがある。それに対して大阪に本社がある企業は、おおむね自社ビルの会議室という、もっともコストがかからない場所で発表会をおこなうのだ。パソコン雑誌の編集アルバイトが行く機会がある大阪に本社がある企業となると、だいたい想像が付いてしまうので、名前を伏せる意味はほとんどないかもしれないが。
あとは広報の態度が非常に高飛車で、腹が立った外資系の企業がある。その企業はいまではパソコンよりも携帯型オーディオプレーヤーのメーカーとして知られているのだが、とまたもや企業名を伏せる意味がないようなことを書いてしまうのだ。