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共著とはいえ、山田正紀が小説以外の本を出版するのはこれがはじめてではないだろうか。プロの作家としてデビューしてから30年以上になるのに、エッセイ集を1冊も出していないのは、ちょっと不思議な感じがする。自虐的でありながら暗くなりすぎず、飄々とした筆致の山田正紀のエッセイは、オレはむかしから好んでいたのだが。「時代の寵児」的な存在になることがなかった彼にはSF専門誌以外からのエッセイの注文が少なく、単行本にまとめられるだけの分量がないのかもしれない。
ともあれ山田正紀も恩田陸もリブレスクな作風なので、かなり深みのある議論が期待できそうだ。http://d.hatena.ne.jp/yskszk/20070124#c1169730973で紹介されていたので購入。出版されたのがちょうど入院している最中だったので、こんな本が出ていることすら知らなかった。多謝。
ともあれ山田正紀も恩田陸もリブレスクな作風なので、かなり深みのある議論が期待できそうだ。
- 作者: 吾妻ひでお
- 出版社/メーカー: ぶんか社
- 発売日: 2006/10/30
- メディア: コミック
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