植草甚一ではないよ

『ミッチー・ブーム』読了。『JJ』とはJosei Jishinの略であり、すなわち「開かれた皇室」報道をリードしてきた『女性自身』の増刊号としてスタートしたという記述に驚く。このふたつの雑誌が同じ出版社から刊行されていることすら意識していなかった。オレの脳内では女性向けのファッション誌は「何となくコンサバ」「何となくおハイソ」「何となくストリート」程度の色分けすらされていず、どの出版社から出ているかなど、まるで興味の埒外なのだと思い知らされる。唯一の例外はマガジンハウスと『Olive』だが、あれはカルチャー誌として受容していた側面が強い。