フレンチ・ブログ・ストーリー

http://d.hatena.ne.jp/fenestrae/20050609
日本語圏や英語圏での「ブログ」と何がどう違うのか*1、各自、照らし合わせながら読み進めるべし。オレはまだざっと眼を通しただけなのだが、Yahoo! Franceでは「Blog」が「Littéature(文学)」カテゴリのなかにあるのが、いかにもこの国らしい*2。また日本の「ブログ騒動」や「ブログブーム」を知らずにすごしてきた(であろう)fenestraeさん本人のブログ観がうかがえるのも面白い。

*1:ブログの定義という意味でも、何がきっかけでブログが社会現象として「発見」されたのかという意味でも。

*2:あ、Yahoo! Japanだと「ブログ」というカテゴリはなくて、代わりに「ウェブログ」があるのか。これも意外。

昨日の深夜に触れた

「はてなカウンター」のデータが消える件だが、カウンターをパブリックにしているかプライベートにしているかの違いかと思ったのだが、そうではないようだ。
たとえば
http://counter.hatena.ne.jp/hatenadiary/?cid=1&date=2004-04
でも、1日ごとのアクセス数は調べられるが、それより細かいデータはまったく表示されない……。

追記

ヘルプファイルによれば、


 個別のアクセスについて、時刻、アクセス元ホスト名、リンク元を表示します。ただし、個別のアクセス情報は、最大10万件まで保存され、10万件を超えた場合は随時古い情報から削除されます。
とのこと。しかしこれでは企業用のサービスとしては使えないなあ。企業の知名度にもよるけど、10万件なんてあっという間のところだって多いはずだ。

逆リンク上等!

fenestraeさんが紹介しているフランスのホスティング型ブログサービスを、いくつか見て回った*1。「コメント」(Commentaire)や「パーマリンク」(Permalien, Lien permanent)はともかく、「トラックバック」をどうフランス語に訳していいのか判らず、そのまま「TrackBack」としているところが目立つ。しかしCanalBlogでは、トラックバックを「Rétrolien」と訳している。これを日本語に直訳すれば、「逆リンク」。たしかにトラックバックは「他人のサイトから自分のサイトにリンクする」という、一般的な「リンク」とは正反対のことをやっているわけで、やはりあれは逆リンクなのである、逆リンク。
なおCanalBlogでは「分類不能」(Inclassable)と「個人的な日記」(Journal intime)が人気カテゴリで、どこの国でもブログは「日記サービス」として使うひとが多いのだなあ、という感じ。

*1:たしかに「Blog」と銘打っておきながら、SNSに性格の近いサービスもある。

新生ブックファースト

新宿で友人と呑む。約束の時刻よりも少しはやく着いたので、いつの間にやら4階から5階に移転したルミネIIのブックファーストに寄る。ポップが少なく、やたらと背の高い棚がにょきにょきと並んでいるのは、ジュンク堂を髣髴とさせる。4階にあったころの、旧・青山ブックセンターの残滓はあとかたもなし。あとオレの探しかたが悪かったのかもしれないが、パソコン専門書籍のコーナーがなかった。