2004-06-18から1日間の記事一覧

インテリリベラルおじさんと無垢の美少女

『ザルツブルクの小枝』を読み返して、このひとがジャンヌ・ダルクを崇拝していることを思い出す。なぜわが国(だけではないのかもしれないが)のインテリリベラルおじさんは、「崇高な理念のために闘う無垢の美少女」というイマージュに弱いのか。いや、じ…

いじめと悪循環

サルトルの『ユダヤ人』[amazon]を読んでいたら、猛烈に大岡昇平の『ザルツブルクの小枝』[amazon]*1を再読したくなる。1950年代のアメリカにおける黒人差別の実態について触れているくだりを、再確認したかっただけだが。 たとえば「デブ」だからという理由…

悪循環いじめられたりいじめたり