2003-12-27から1日間の記事一覧
毎日毎日読んだ本の感想ばかり書いているのは、私生活では大して面白いことがないからなのだが、今日の面白くなさは格別であった。起床時刻が15:30で、所持金が200円しかない土曜日にできることといえば、読書と「映像の世紀」を観ることぐらいしかないでは…
山田正紀『サイコトパス』読了。このひとの小説は形而上的な大風呂敷を広げるわりには、ネタの処理の仕方が形而下的というか、身も蓋もないことが多い。このギャップゆえに、しばし「中盤までは面白いのに、ラストが物足りない」と評されるのだろう。この「…