今回はどちらもbk1にて。
昨日の日記で
作家と装幀の関係について書いたら、とある友人から「それなら
笙野頼子とミルキイ・イソベの関係を調べなければならぬ」と電話で説教を喰らう。そのような理由で購入。「もっと本格的な作品を買え」と説教されそうだが、文庫だし、猫に関する話だし、決して笙野作品の熱心な読者ではないオレにはとっつきやすかったのだ。日本文学を高等
教育機関で体系的に学んだことがないので(曲がりなりにも体系的に学んだのは、フランス語だけといってもいい)、オレの知識にはどうも抜けが多い。
アシモフは『
黒後家蜘蛛の会』シリーズで独学者特有の欠点を登場人物に語らせているが、オレのインターネットと日本文学に関する知識はその典型である。
これは送料を無料にするためについでに買ったようなもの。数ある
岡崎京子作品からこれを選んだのは、まさに上記の友人が「彼女の作品なら、特にこれが気に入っている」とブログ書いているからである。オレには自分の意見などというものはない。