きょうのわたくし(矢野顕子)

今日レンタルしたDVD

さよなら絶望先生』のアニメ、オープニングとエンディングだけを集めて、あとはおまけ画像をいくつか付けたDVDを1500円くらいで出したら、けっこう売れるのではないだろうか。
王立宇宙軍?オネアミスの翼? [DVD]

王立宇宙軍?オネアミスの翼? [DVD]

はじめてレンタルしたかと思いきや、DVDを再生装置に挿入した途端に、「このDVDは以前にも途中まで再生したことがあります。続きを再生しますか?」といったテロップが出る。あれま、前も同じものを借りていたのか。個人的に愛着の深い(高校生の小遣いでは買えそうにない定価だったのに、ベータ版のビデオが発売された直後に無理して購入したくらいだ)作品なのだ。なおそこまで愛着のあるのにはさまざまな理由があるのだが、悪しき「自分語り」の典型になりそうなのでやめる。

今日から読み始めた本

西脇順三郎詩集 (新潮文庫 に 3-1)

西脇順三郎詩集 (新潮文庫 に 3-1)

萩原朔太郎詩集 (新潮文庫)

萩原朔太郎詩集 (新潮文庫)

自分に先天的に詩魂を欠いているのは自覚しているオレだが、少なくともこの両詩人の代表作はきちんと読まねばならぬと思ったのである。
西脇の詩集は大学生のころに古書店で何気なく手にしたもので、真面目に通読する気は最初からなかったのだが、何日か前にぱらぱらとページを捲っていて目に止まった、

再び神々の世界には戻れない
人間は人間として歩くほかない
「第三の神話」

という2行に感嘆するところあり。これはきちんと褌を締めて取り組まねばならない人物だと感じたのだ。しかしこの文庫本は著者の承諾を経たとはいえ、編者の好みによって重要な詩集からいくつかの詩篇を削除されている。講談社文芸文庫版の『旅人かへらず』で読んだほうがいいかもしれないと思い、さっそくbk1で注文する。

Ambarvalia/旅人かへらず (講談社文芸文庫)

Ambarvalia/旅人かへらず (講談社文芸文庫)

今日驚いたこと

足穂拾遺物語

足穂拾遺物語

稲垣足穂の「一千一秒物語」は戦後間もないころに「クイーン」という雑誌に掲載されたヴァージョンでは、二段組のハードカヴァーで2.5ページに収まる長さしかなかったのか。この作品には版によって若干の表記の変更があるかもしれないが、新潮文庫版(ISBN:410108601X)に収録されている45ページのヴァージョンと大差なく、これがもっとも信頼eできると思っていたのだが。戦後の紙不足のせいで、あえて割愛せざるをえなかったという事情があるのかもしれないが。

A氏の説によると、それはそれは*1たいへんな、どう云つていゝかびつくりするやうなことがあります。それでおしまひ。
"THERE'S NOTHING"

*1:原文ではふたつめの「それは」平仮名の「へ」を横長にしたような文字を使っているが、オレのパソコンで入力方法が判らないので、原文を改変した。