歴史教育法

「最近の若者は歴史を知らない」と嘆かれて久しいが、これは教育方針に問題があるのではないか。やはり愚かな自虐史観などは廃して「美しい国」日本を讃美すべき、というわけではもちろんなく、現代から過去へと教えたほうがいいのではないか。日本史だったら小泉ブーム、世界史だったらイラク戦争のように、まずは高校生でも知っているような最近の出来事を取り上げ、なぜこのような現象や事件が起こったのか、その原因を説明し、さらには「原因の原因」を説明し……とやっていったほうが、生徒の興味を惹くのではないか。教科書の冒頭に自分とは何のかかわりもない人名や地名が出てくるのが、「歴史が嫌い」という中学生や高校生を生み出している気がする。
すでに同じことを唱えているひとがいたら、申し訳ない。一応は独創的なアイディアのつもりである。