幸せな愛なんてない

YouTubeを検索していたら、プロ、アマを問わずにジョルジュ・ブラッサンスの"Il n'y a pas d'amour heureux"をカバーしている動画がけっこう見付かった。わりと面白いので紹介する。ほとんど個人的なメモであるが。
ところでこれ、ブラッサンス本人が作詞したのではなく、ルイ・アラゴンの詩にメロディーを付けたのね。知らなかった。あとブラッサンスは知らなくても、映画好きだったらこの曲を聴いたことがあるはず。ゴダールの「勝手にしやがれ」で何度かBGMとして使われるからだ。
http://www.dailymotion.com/video/x11opk_brassens-il-ny-a-pas-damour-heureux
これはブラッサンス本人の演奏。なぜかYouTubeには載っていないのでほかの動画サイトにリンクする。

フランソワーズ・アルディによるカバー。この女性については名前しか知らないので、もっともらしいコメントは避ける。

"8 femmes"(「8人の女たち」という邦題で日本でも公開されている)という映画の1シーン。この映画、観たことがあるような、ないような。記憶が曖昧。

ニーナ・シモン(オレは今日まで知らなかったが、けっこう有名なジャズシンガーらしい)によるカバー。アメリカの黒人女性がフランス語を歌うと、こういう発音になるのか。ビートルズの「ミシェル」よりはまとも(笑)。

このリズミカルなアレンジはけっこう好みだが、"Tu vas percer mec"というコメントがどうにもこうにも。直訳するとけっこうひどい意味になるのだが、オレの勘違いだろうか。

むかしのオノ・ヨーコみたいなヘアスタイル。コメント欄で「オレはお前に惚れちまったぜ!」と告白するやつが(冗談なのかもしれないが)。空気が読めないやつはどんな国にもいる。

ブラッサンスの演奏に独自のエフェクトをかけてリミックスしたもの。宅録オタクもどんな国にもいる。

眼鏡っ娘! じつはこの動画を紹介したかっただけである。

この女の子もけっこうかわいい。パリ生まれのダブリン在住で、ロシアとアメリカでも暮らしたことがある、えらくグローバルなアイルランド人。プロフィール欄が何というか、文化系女子である。

マッチョなスキンヘッドが歌っても、けっこうさまになる。
あとはユッスー・ンドゥールもこの曲をカバーしているのを知った。UK版のiTunes Storeで試聴したが、かなり恰好いい。でも日本での合法的な入手は難しいようだ。

Nothing's in Vain..

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