何もかも虚しい
今月末に締切りがせまった原稿のために日比谷図書館へ。地下鉄に乗るのは久しぶりだったので、行きでいささか時間を損する。簡単に調べが付くと思ったのに、何時間もかけてあらゆる手段を講じても肝腎の資料が見付からなかった。諦めて途中からは新聞の縮刷版で本来の目的とはまったく関係のない記事ばかり読む。やれやれ。帰りは日比谷駅から有楽町線で営団メトロへ、あとは西武池袋戦直通の有楽町線一本であった。本来はこのコースで移動したかったのだが。国立劇場で大きなイベントがあったようで、行きには「チケット、譲ってください」という紙を掲げた女性が並び、帰りは日比谷線の構内で、いわゆる「出待ち」をしているひとたちが群がっていた。何をやっていたのかは不明。
行き帰りの車中では三島由紀夫『青の時代』を読む。けっこう面白い。
- 作者: 三島由紀夫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/07/27
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