18歳以上禁止

以下の文章は法律にはまったく詳しくない腐れフリーライターの戯言なので、まともに相手にしてはいけない。
18歳未満の青少年がポルノを購入できなくなってから、何年ぐらい経過するのかオレは知らない。しかしこの条例はおかしい。個人的な経験からしても、そして多くの読者(とりわけ男性)も共感すると思うが、ポルノをもっとも切実に欲するのは中学・高校時代である。現在のポルノをめぐる状況は、あきらかに需要と供給のバランスが狂っている。ポルノのせいで学業が疎かになるとか人格が荒廃するというのは、まったくの出鱈目である。そんなに自制心のない手合いは、ポルノを観ようが観まいが大した人生は送れないだろう。むしろ学業低下と人格荒廃に直結するのは文学である。高校時代に文藝に耽溺していたせいで滑り止めの大学にしか合格できず、奇妙な人格が形成されたオレがいうのだから間違いない。
オレが政治家になったらこの条例を改正し、18歳以上の人間がポルノを購入するのを禁じる。18歳以上ともなればまっとうに恋愛するなり、あるいは性風俗産業にでも通えばよろしい。それでこそ「成人」というものだ。その程度のコミュニケーション能力も経済能力もなく、ポルノなどという子供っぽい娯楽に耽っているのは、恥ずかしいと思わないのか。
などと書くと「おまえは恋愛と性欲の解消を同一視しているのか。けしからん」と反論されそうだが、もともとが戯言などで大目に見ること。