日本海の向こう

「経済的に余裕が出たら、新潟空港からから直行便が出ている海外の街・国を旅したい」と唐突に思う。具体的には、
http://www.niigata-airport.gr.jp/timetabele/timetable1.html
を参照のこと。「南国のリゾート」にはさほど惹かれないオレにとって妥当な選択肢はソウルなのだろう。しかし中国やロシアに漠然とした憧れを抱いているので(子供ころから日本海を眺めて、『この海を渡っていけば中国やソ連(当時)に行けるのか』と空想に耽っていたのである)、上海、ハルビンウラジオストクハバロフスクという選択肢も捨てがたい。しかし上海ならともかく、それ以外の街では英語も日本語もほとんど通じないのではないかという不安がある。そしてGoogleで検索したら、ウラジオストクハバロフスクには売買春が目当てで訪れる観光客が多いのを知る。そして次のようなパック旅行も見付けた。
http://www.frontier.co.jp/escortvladivostok.htm
「モデルは売春婦ではありません、勘違いしないようお願いします」とことわってはいるものの、どうにも言い訳めいている気がしてならない。
だが、だからこそ行ってみたいという気がする。オレは売買春には強い忌避感を抱いているが、これが「割に合わない」という経済的な理由なのか、それとも倫理的な理由なのか、確認したいという気持ちがある。しかしそんな理由で海外に行ったのでは、付き合わされる向こうにとってもいい迷惑だ、と思わなくはない。