ライブドアとベッコアメ

ライブドア堀江貴文がIT関係者以外にも広く知られるようになってから、来月で3年になる(もうそんなになるのか!)。当時からオレは、「むかしもこんな風に騒がれていたITベンチャー企業があったよなあ」と思っていた。それはベッコアメと尾崎憲一である。「ベッコアメと尾崎憲一」といわれても、21世紀になってからインターネットを利用するようになったひとにとっては、「それって何?」といった存在だろう(現時点ではWikipediaの項目やはてなダイアリーのキーワードになっていないのが*1、それを象徴しているとも言える)。
ざっと検索したかぎりでは、ライブドアベッコアメの共通点を指摘したブログの記事は下のものしか見付からなかった。この記事を読めばベッコアメと尾崎憲一に関する最低限の情報は得られるだろう。
ライブドアに関する独り言blog:尾崎憲一と堀江貴文の共通点
http://blog.livedoor.jp/sphee12/archives/50469357.html
このように「むかしはこんなことがあった」と書くのは、年寄りの繰り言に感じられるかもしれない。しかし放っておけばすぐに風化しかねない情報をこうして後世(というと、いささか大袈裟だが)に伝えるのは、それなりに意義のある行為だとオレは思っている。

ベッコアメの奇跡―インターネツトの風雲児

ベッコアメの奇跡―インターネツトの風雲児

*1:Wikipediaで「ベッコアメ」を検索すると、親会社であるGMOインターネットの項目にリダイレクトされ、その項目のなかではベッコアメの過去についてはまったく書かれていない。