nowaとアバウトミー

「これ以上、ウェブ上に『自分の場』を持ってどうするつもりだ」と思いつつも、ライブドアnowaニフティアバウトミーに登録する。今後はこういうブログともSNSともつかないサービスは増えるのだろうな、おそらくは。何やら関心空間の全盛期に逆戻りしている感がなくもないが。
nowaWeb2.0系のウェブサービスのおいしいところをあれやこれやと取り込んで、結果としてどう活用すればいいのか判りづらく、全体像がどうにもつかみづらくなっている。オレにとってははてなダイアリーmixi(ごくたまにTwitter)さえあれば、特にnowaを使う理由がない。その理由はnowaはてなダイアリー的にもmixi的にもTwitter的にも使えるからだ。「あれやこれやと取り込ん」だ挙句、こうなってしまったというか。
アバウトミーは、アクセスするたびにほかのユーザーが作った質問に答えるようになっている(もちろん回答をパスするのも可能)。こうして質問に答えることによって、事後的に「自分はこういう人間だったのか」と確認できるという、ほかのウェブサービスにはない特徴があり、これがなかなか面白い。つい答えてしまう。あとは「日記を書く」という機能をあえて導入していないのが目を惹く。その代わりRSSフィードを提供している外部のサービスを取り込める。すべてを内部で囲い込もうとしているnowaよりは好感が持てる。それからGoogle AdSenseが表示される大きく位置が違う。nowaで日記を書くと、「さあ、いますぐクリックしてくれ」と言わんばかりの位置にGoogle AdSenseが表示され、それだけでいささかげんなりしてしまう。
いずれも初日の印象にすぎないが、もし友人に招待状を送るとするなら、nowaよりはアバウトミーのほうだなあ。