純然たる身辺雑記

確定申告のために新潟税務署へ。確定申告最終日の税務署といえばどこか殺気立っているものだが、意外と穏やか。地方都市だからなのか、それとも「確定申告はお早めに」というアナウンスが功を奏したのか。ところでオレは最低でも3回は練馬東税務署に行ったはずなのに、なぜか2回しか行っていない気がしてならない。毎年似たことをやっているので、記憶が適当に端折られているのか。ちなみに初めての確定申告は世田谷税務署だったが、とりあえず必要な書類だけは持ってきたものの、細かいことが判らずに往生していると、「物書きさんの卵ですか? 頑張ってくださいね」と職員から暖かい声をかけられた。まあ、あのときは早めに行ったので、対応が親切だったのだろう。
手続きが終わったあとは、新潟出身なのになぜかこれまで縁がなかったみかづき寄居店で昼食。たしかにうまいしユニークだが、「個性的な地方料理」として全国的に取り上げられるほどのインパクトは薄いような。でもB級グルメ愛好家のあいだでは、けっこう有名なんだよね。
そのあとは休眠状態だったふたつの銀行口座を解約する。地方都市の利点は主要な公共機関や金融機関、繁華街が徒歩で行ける範囲内に集中していることだ。それぞれ予想していたよりも残高が1ケタ多かったので、得をした気分。これで「新潟に帰ったら、かならずやろうと思っていた事務手続き」はすべて終わったはずだ。
帰りは実家の近くで散髪。後ろ髪がやたらと多いと言われる。前髪の後退に日々恐れを感じているのに、残酷な話である。