フランス

シラクのフランス (岩波新書)

シラクのフランス (岩波新書)

昨日読了。7月の大乱調をあいだに挟んだので、難しい本でもないのに、2ヶ月もかかってしまった。ミッテラン以降のフランスの政治史、政治体制の変遷が綺麗にまとめられている。直前に内田樹ユダヤ文化論を読んだためか、両者に共通する部分が目に付く。ジャン=マリ・ルペンが大統領選挙の決選投票に進み、『ユダヤ的フランス』がベストセラーになる反知性的な国、フランス。このフランスが、われわれの知るフランスと同じ国なのか。
と、日本もまた諸外国人に思われているのだろうなあ。