労働者

ひうらさとるホタルノヒカリ』6巻(ISBN:4063406032)。現代の労働女性が主人公の物語として安野モヨコの『働きマン』よりもこちらが好ましく思えるのは、オレ自身が雨宮蛍のごときぐうたら極まりない人間だからか、それとも松方弘子が同業者なので冷静な気持ちで読めないからかなのか。いかにも20代のOL向けの体裁であるため、大学生や男性が手に取る機会がなさそうな漫画だが、もっと広い読者層にアピールできるはず。