大状況と個人
ユナイテッド・シネマとしまえんで「ホテル・ルワンダ」を観る。ルワンダ虐殺のような事実関係の錯綜した事件を取り上げるのに、全体を描くのではなく、個人(しかも民間人)に焦点を当てるのは、映画の作りかたとしては正しいのかもしれない。しかしもとの事件を知らないひとが映画だけを観ても、「ちょっといい話」として感動してそれでおしまい、になりかねない。この映画を観て、「なんだってこんな悲劇が起こってしまったのか」と関心を持ったひとは、原作もぜひ。
- 作者: フィリップゴーレイヴィッチ,Philip Gourevitch,柳下毅一郎
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http://d.hatena.ne.jp/yskszk/20030711#p2
http://d.hatena.ne.jp/yskszk/20030713#p1
それにしても当時のオレの文章は暑苦しい。まあ、それだけパワーがあったということなのだろうな、30代も前半だったころは。