情報格差
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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そうすると、どれだけ短い時間に自分にとって必要な情報を得られるか、そういうゲームにだんだんとなってくるんですね。これは30代、40代、50代の働き盛りの人たちはみんなそうですよ。新聞だったら日経を読むとか、雑誌だったら何を読むとか、メディアってそういうものですよね。例えば、週刊文春を読んでおけば、300円ぐらい払えばなんとなく世の中の裏を読めるということです。
だから、ネットで何かできる人=勝ち組だとか知的なレベルがものすごくあって、そうではない人は落ちこぼれというのは全く嘘であろうと思いますね。
という発言を読み、「あ、このひとは『ネット万歳! 既存メディアはすべて無用』と短絡的に考えているひとではない」と判ったので購入。『ウェブ進化論』もネットを利用したことはあるが、それほど「ハマった」経験はないひとに向けて、現状を判りやすくレポートしている。