定刻の帝国

ライブに行く途中に新宿の紀伊国屋書店で、

定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか? (新潮文庫)

定刻発車―日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか? (新潮文庫)

を買う。何ともいわく言いがたいタイミングで文庫化されたためか、5月1日に初版第1冊が発行され、オレが買ったのは6月5日発行の第5刷。この著者についてはまったく知るところがなかったのだが、経済・経営系のライターとして20年以上にわたって活躍しているとのこと。さすがに文章は明快かつ明晰で、惹き込まれる。腰を据えてじっくりと読みたい本が増えた。
30代になってからフィクションへの興味が薄れ、この手のルポルタージュやノンフィクションを読むようになったのは、ちょっとした退嬰のような気がするが。