『AERA』最新号にオタク関係の記事が3本

「男子校 オタクの揺りかご」「萌える 女オタク」「オタクは『原爆の子』か NYの村上隆リトルボーイ』展」。帰りの新幹線で読み込んでしまう。最初の記事は「男子校(特に都市部にある中高一貫進学校)は、ちょっと特殊な価値観を持っているひとを生みやすい」という内容。「中高一貫進学校」に関しては、実際に通っていた何人かの知り合いから体験談を聞いたことがあるので、「まあ、そういうこともあるだろうなあ」ぐらいの感想。3本目は肝腎の「リトルボーイ」展に対して「話題になっているなあ」以上の興味を持てないので、これといった感想はなし。書いているライターが村上隆を嫌っているのはよく伝わった(笑)。
問題は2本目。タイトルの通り、「女性のオタク」にスポットを当てているのだが、7ページのうち4ページを、いわゆる「腐女子」に割いている。しばし混同されがちな「やおい」と「BL」の違いが的確に解説されているなど、きちんと取材されている良質な内容だと思うのだが、「現役」のひとはどんな感想を持つのだろうか。