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/04 (初回盤)

電子ピアノの音をライン録りしたのではないかと勘繰りたくなるぐらい、全体の質感がデッド。なぜこんな音に仕上げたのだろう。

ともあれ「riot in Lagos」のセルフカバーは面白い。楽器の構成が「（シンセサイザー＋リズムマシン）×シーケンサー」から「（ピアノ＋ハンドクラッピング）×多重録音」になっただけで、アレンジや構成はほとんど変化していないのに、あくの強いダブ・ナンバーがストラヴィンスキーもどきになってしまう。

しかし坂本龍一はこれから、「戦場のメリークリスマス」を何度リテイクする／させられるのだろう。