スエヒロたん

セミナーのあとはメーリングリストの皆さんと中野駅前で呑む。以前からリスペクトしていた末廣恒夫(id:copyright)さんにお会いできたのが、最高の収穫。出版業界からも音楽業界からも距離を追いた上で現行の著作権の矛盾を指摘できる、数少ない人物。

ほかの参加者は官民問わず図書館に係わっているひとたちで、オレははっきりと異色の存在であった。しかし「異色の存在」であるがゆえの有意義な発言はできたのではないかと思っている。人文系学術論文のディスクールと理工系学術論文のディスクールはまったく違うし、学術論文の出版と一般向け書籍の出版はまったく異なる価値観で動いている。こうしたところで「顔のそむけあい」を続けていては何も変わらないわけで、もっと積極的に交流したほうがいいと痛感する。