キャラメル・ママ

上のサイトを見て思い出したのだが、「キャラメル・ママ」はもともと、東大安田講堂バリケード封鎖されたときに「白い割烹着を着て赤いカーネーションを胸を指し」、「活動家の学生たちにキャラメルを配り、声を嗄らして機動隊との対決をやめるように呼びかけていた」中年女性たちを揶揄的に指し示す言葉だったようだ(四方田犬彦『ハイスクール1968』より)。「Black Peanuts」の歌詞といい、このころの細野晴臣は社会問題への諷刺的な言及が多いひとなのであった。