雪男

父の一周忌。起きたら一面の銀世界で驚く。夜中にかなり降ったらしい。昨日までは雪はほとんど溶けかかっていたのに。そういえば去年の告別式も、最近の新潟市にしては珍しいくらいの大荒れの天気で、交通機関のダイアが乱れまくったおかげで参列できなかったひとが何人もいた。わが父は雨男ならぬ雪男ならんか。

そのあとは寺尾で懐石料理。7,000円のコース。とても食べきれない量が出てきて、いささか参る。旨いことは旨かったのだが。店もその辺は見越していたようで、折り詰め用のパックを周到にも用意していた。

東京に戻ってから、携帯電話をなくしたのに気が付く。周囲の状況からして、中野〜練馬間の京王バスで置き忘れたのだとは思うのだが、気付いたのが深夜だったので、明日以降でないと確認できない。いつの間にか手元に携帯電話がないと不安でしようがなくなっているオレ。携帯電話に心理的に依存するような大人にだけはなりたくなかったのに。