シンタロー

狂った果実」(中平康、1956年)[amazon]

まあ、要するに石原裕次郎をダシにした、石原慎太郎による石原慎太郎のための映画である。結末の印象の悪さは特筆もの。「尻軽女は純情男に殺されても文句は言えない」ってことでしょ? 現在のシンタロー先生のウルトラ・マッチョな言動の原点を垣間見た思いでお腹いっぱい。うへえ。