歯、ふただび

今日はやたらとアクセス数が多いと思ったら、こちらからリンクされていたのですね。恐縮です。

えーと、「宮崎アニメにおける歯」が気になったのは、夏目房之介がむかし何かのエッセイで「登場人物の歯を奥歯まできっちり描くという手法は、鳥山明が『Dr.スランプ』連載中に発明して、それから急速に普及した」と書いていたのがきっかけです(同じことを指摘するコメントが、すでについていますね)。そのつもりでチェックしてみると、たしかに80年代後半以降、「奥歯を描く」漫画が急に増えている気がします(一条ゆかりもやっていたのには驚いた)。

で、「トトロ」以降の宮崎アニメの「歯」もその延長線上にあるんじゃないかな、と思った次第です。漫画にしてもアニメにしても、そんなに網羅的にいろんな作品に接しているわけではないので、あまり具体例を挙げられないのですが。