Amis de la science et de la volupté
実家で療養しているあいだは友人宅に預けていた愛猫の春野を、1年3ヶ月ぶりにようやく引き取る。こいつと生活するために東京に戻ってきたようなものであるが、不思議と「感激の対面!」という気持ちにはならず。あるべきところにあるべきものが収まっただけ、という感が強い。猫が不在だったこれまでの生活が異常だったのであり、ようやく正常になったのだ。
ちなみに見出しはボードレールの詩からの引用。「(猫は)学問と悦楽の友」といった意味。"silence"(沈黙)だと間違えて覚えていたが、"science"(学問)なのね。「サイエンス」(フランス語だと「シアンス」)は自然科学を指す印象が強いが、ここはもっと幅広く学問一般を指すと解釈したほうがいいだろう。堀口大學が訳した新潮文庫版を持っているが、実家にあるので彼がどのように訳しているかは確認できない。
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「もとが良くないからこそ!!/着飾るんだろうが!!」
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ちなみに身長は六尺に一寸ほど足りず、体重は十六貫ちょうど、顔立ちはhttp://yskszk.org/img/yskszk.jpgといった按配である。
おっと、おかしな自己愛趣味に走ってしまった。もう寝る。