文系、理系、体育会系

「言ってしまえば世の中全ての物事は、理系・文系・体育会系の3つに分類されるのです!」と主張する絶望先生のひそみに倣って(単行本第七集より)、いろいろなものを分けてみる。文句を言われても無視する。

ジャンル 文系 理系 体育会系
ビール キリン サッポロ アサヒ
OS Macintosh Linux Windows
人文系出版社 みすず書房 青土社 勁草書房
モダンジャズ ジョン・コルトレーン マイルス・デイヴィス ソニー・ロリンズ
新宗教 大本 幸福の科学 創価学会

「パソコンのOSはそもそもみんな理系じゃないか」とか、「人文系出版社はどう考えても文系だろ」と言われても困る。何となくこんな感じがするのである。なおビールにおけるサントリーの位置付けは文系でも理系でも体育会系でもない、単なる金満家に属する。これもイメージにすぎないので、抗議のたぐいには気付かないふりをつづける。
何か思い付いたら書き足す、かもしれない。

「少女を可愛いと感じる事に我らは誇りを持っておるのだよ!!」

ラブやん(9) (アフタヌーンKC)

ラブやん(9) (アフタヌーンKC)

上の文章でみすず書房を文系、青土社を理系に分類したが、考えてみたら自然科学系の本をより積極的に出しているのはみすずなのであった。
それはともかくこの漫画、「ロリ・オタ・プーという、現代日本には掃いて捨てるほどいるタイプのダメ人間」が主人公である。こう書くとえらく無気力なキャラクターを想像するが、その気になるといろんなことに本気で挑戦しているのに、第9巻になってからようやく気付いた。その「いろんなこと」が世間では職業とみなされていないから「プー」の「ダメ人間」なのであって、ちょっと方向性を変えればふつうに社会復帰できるのではないか(オタクでロリコンの社会人など、当たり前に存在している)。まあ、主人公がポジティヴな性格でなければスラップスティック系のギャグ漫画は成り立ちにくいわけで、言わずもがなのことを書いてしまった。